575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

鈴の音のじゃれて二子(ふたご)の晴れ着かな    郁子

2014年03月07日 | Weblog
おそらく、可愛らしい赤い草履に仕込まれた鈴の音でしょう。
はしゃぐ動きと音色が聞こえてきます、と智恵さん。

二子の遊ぶ様を、鈴の音で表現しました。
季語がありませんが、鈴の音と晴れ着が春を感じさせます。

子供時代の普段着。ツギのあたっているのが当たり前。
よそ行き服といえば学生服でした。
大人になってからは、冠婚葬祭は背広で通してきました。
モーニングは、結婚式の貸衣装でした。

最近の小学校の卒業式には、男の子が紋付き袴を着るとか。
男も晴れ着を楽しむ時代になったんでしょうか。

山茶花の花が終わりに近づき、梅も花を散らしています。
クリスマス・ローズが咲き、木蓮の花芽が膨らんできました。
ここ数日は寒い日が続いていますが、もう春ですね。

                      遅足


コメント
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