575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

二の腕の白さ眩しき雪の朝    能登

2014年03月08日 | Weblog
狗子さんが家の中。私は屋外と読みました。
室内なら後朝の句。雪の白さと女性の二の腕の白さを。
外なら雪掻きでのこと。汗が出てきて・・・腕まくりを。

作者は屋内を詠んだそうです。

「二の腕」があるのに「一の腕」がないのはなぜ?
一の腕も二の腕も「日葡(にっぽ)辞書」という辞書に載っているという。
いまから400年ほど前にイエズス会の宣教師らが出したもの。
それによると、一の腕は肩から肘までの間の腕。
二の腕が肘から手首までの腕。

今の二の腕が一の腕と呼ばれていたことになります。
しかし他の古い文献をたどっても、一の腕という言葉はないとのこと。
謎ですね。
                   遅足



コメント
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