3月句会、15人の投句があり、9人が出席。
菜の花色の句会でした。
結果はご覧のとおりです。
題詠「菜の花」
①菜の花や学生寮のうす明り(狗子)佐保子・遅足・晴代・亜子・結宇・郁子・智恵
②菜の花の素直な黄色いま嫌い(えみ)遅足・郁子
③菜の花の変わらずにあり丸三年(能登)佐保子・亜子・麗子・立雄
④最南の駅は花菜の中にあり(麗子)狗子・晴代・童子・静荷
⑤キャノーラ油山菜カラリ塩パラリ(智恵)童子
⑥菜の花のうねりに沿ふて子等の群れ(結宇)すみ・童子・智恵
⑦菜の花のひろがりバスをつつむごと(晴代)えみ・能登・結宇
⑧菜の花の波立つ畑隠れん坊(亜子)立雄
⑨菜の花の彼方に風車夕映えて(立雄)麗子
⑩菜の花の中より風の山頭火(遅足)えみ・佐保子・結宇・静荷・立雄
⑪一面の菜の花畑立ちくらみ(静荷)狗子・郁子
⑫菜の花のこぼれやすきを飾りけり(佐保子)えみ・能登・遅足・狗子・晴代・すみ・亜子・智恵・静荷
⑬菜の花のそろって澄んだ空ささえ(郁子)すみ・麗子
⑭菜の花や大人の味覚内に秘め(すみ)
⑮菜の花やいつもどおりのかえりみち(童子)能登
自由題
①敗れても凛々として春の猫(狗子)佐保子・結宇・智恵・静荷
②白梅や今朝のメールに訃報の来(く)(佐保子)
③霾(よな)ぐもり思ひ出せない恩師の名(静荷)えみ・亜子・遅足・童子・結宇・郁子・立雄
④黒焦げを惜しむ目刺しの夕餉かな(亜子)狗子・晴代・すみ・童子・結宇・智恵
⑤おちょぼ口来年またねと雛納め(晴代)童子・智恵・立雄
⑥範頼に手向けの梅や氷花(結宇)
⑦留年か!下げる頭に春カーテン(智恵)すみ・麗子・郁子
⑧菜の花とホタテのレシピ切り抜いて(麗子)郁子
⑨三椏の花のあかりや百済寺(能登)えみ・佐保子・遅足・静荷・立雄
⑩てのひらのうすももいろの春の雨(えみ)能登・遅足・亜子・麗子・晴代・静荷
⑪白梅や路地の体操拳挙ぐ(立雄)能登・佐保子・晴代
⑫包まれて椿は恋の花となる(遅足)亜子・麗子
⑬陽の匂ひ嗅いで子猫の春一番(郁子)えみ・狗子
⑭春疾風(はるはやて)スカート押さえ俯いて(すみ)狗子
⑮蓬摘み まだよまだよと 母笑う(童子)能登・すみ
次回は4月16日(水)午後1時 東鮓
題詠は「手」です。「手」を詠みこんで下さい。
手紙、手触りなどでもOKです。
菜の花色の句会でした。
結果はご覧のとおりです。
題詠「菜の花」
①菜の花や学生寮のうす明り(狗子)佐保子・遅足・晴代・亜子・結宇・郁子・智恵
②菜の花の素直な黄色いま嫌い(えみ)遅足・郁子
③菜の花の変わらずにあり丸三年(能登)佐保子・亜子・麗子・立雄
④最南の駅は花菜の中にあり(麗子)狗子・晴代・童子・静荷
⑤キャノーラ油山菜カラリ塩パラリ(智恵)童子
⑥菜の花のうねりに沿ふて子等の群れ(結宇)すみ・童子・智恵
⑦菜の花のひろがりバスをつつむごと(晴代)えみ・能登・結宇
⑧菜の花の波立つ畑隠れん坊(亜子)立雄
⑨菜の花の彼方に風車夕映えて(立雄)麗子
⑩菜の花の中より風の山頭火(遅足)えみ・佐保子・結宇・静荷・立雄
⑪一面の菜の花畑立ちくらみ(静荷)狗子・郁子
⑫菜の花のこぼれやすきを飾りけり(佐保子)えみ・能登・遅足・狗子・晴代・すみ・亜子・智恵・静荷
⑬菜の花のそろって澄んだ空ささえ(郁子)すみ・麗子
⑭菜の花や大人の味覚内に秘め(すみ)
⑮菜の花やいつもどおりのかえりみち(童子)能登
自由題
①敗れても凛々として春の猫(狗子)佐保子・結宇・智恵・静荷
②白梅や今朝のメールに訃報の来(く)(佐保子)
③霾(よな)ぐもり思ひ出せない恩師の名(静荷)えみ・亜子・遅足・童子・結宇・郁子・立雄
④黒焦げを惜しむ目刺しの夕餉かな(亜子)狗子・晴代・すみ・童子・結宇・智恵
⑤おちょぼ口来年またねと雛納め(晴代)童子・智恵・立雄
⑥範頼に手向けの梅や氷花(結宇)
⑦留年か!下げる頭に春カーテン(智恵)すみ・麗子・郁子
⑧菜の花とホタテのレシピ切り抜いて(麗子)郁子
⑨三椏の花のあかりや百済寺(能登)えみ・佐保子・遅足・静荷・立雄
⑩てのひらのうすももいろの春の雨(えみ)能登・遅足・亜子・麗子・晴代・静荷
⑪白梅や路地の体操拳挙ぐ(立雄)能登・佐保子・晴代
⑫包まれて椿は恋の花となる(遅足)亜子・麗子
⑬陽の匂ひ嗅いで子猫の春一番(郁子)えみ・狗子
⑭春疾風(はるはやて)スカート押さえ俯いて(すみ)狗子
⑮蓬摘み まだよまだよと 母笑う(童子)能登・すみ
次回は4月16日(水)午後1時 東鮓
題詠は「手」です。「手」を詠みこんで下さい。
手紙、手触りなどでもOKです。