575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

若葉して口元ゆるむ阿吽像   亜子

2017年06月10日 | Weblog
阿吽(あうん)は、サンスクリット語のアルファベット。
その最初の文字が「阿」、最後が「吽」とのこと。
そこから、初めから終わりまで、を意味しています。
また「阿」は口を開いて発声し、「吽」は口を閉ることから、
吐く息と、吸う息を表しているそうです。

仏教では、この世に生まれて悟りを求め、
涅槃に至るまでの一生を「阿吽」というとか。

神社の狛犬のにも、寺院の仁王像にも
「阿形」と「吽形」があります。
この句は、神社でしょうか?それともお寺?
お寺なら、思わず仁王様の口元もゆるむ・・・
ユーモアも感じられる句です。

         

梅雨に入ったらしと気象庁。
でもお天気はきまぐれ。昨日、今日と晴。
気温も30度と暑さにぐったりです。
名古屋大学の学園祭で研究室が公開され、
放射性物質処理の研究を覗いてきました。
よく分からなかったですが、前途洋々というか
まだまだの段階らしいです。
                 遅足




コメント
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