575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

咲いた!     麗子

2017年06月22日 | Weblog
昨日は句会に参加出来ず残念でした。
ひとこと講評はお休みです。

皆さんの妻・夫を詠み込んだ俳句を家で読んでおりました。
私が選句したのは次の三句。

   妻をぬぎ旅する空は青の夏

旅する妻は解放感でいっぱいです。夏の空の青さも一層まぶしく感じられます。

   紫陽花坂歩き遅れし妻を待つ

妻を振り返る優しい旦那様と紫陽花坂が絵のように目に浮かびました。

   ゴキブリを仕留めるときの妻の目

字足らずが気になりましたが、人が変わったような妻の目は確かに怖いですね!

きっと句会では楽しい夫婦のやりとりがあったと思います。

さて、先週このブログで紹介したサボテンのつぼみ。あれから急成長し、二日後の土曜日に見事に開花しました。
夕方から咲き始め夜には満開に。
やはり月下美人のようにたった一日のはかない花でした。十数年沈黙を続け一日で咲ききりました。
その時間の進み方や、サボテンのとげとげからは想像もつかないあまりに美しい白色の花びら。
中には100本くらいのおしべがありサボテンの花の不思議さに見とれた夜でした。
次の日には、哀れなほど、くたんとしおれましたが、大仕事をなし遂げた感がありました。

思えば私たち夫婦は今日が銀婚式。25年前の今日も梅雨の晴れ間のさわやかなお天気でした。
あれから25年!この間色々ありましたが、奇しくも2輪同時に咲いてくれたサボテンもお祝いしてくれたのかな?と思っています。


          サボテンの花咲く今日は銀婚式   麗子

コメント (2)
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