高得点句でした。季語は夏蜜柑。
モデルは私です。若い頃は、なんなく剥けた皮も今や悪戦苦闘、
攻めあぐんでいる様子をじっと観察する妻の目。
おかしくもカナシイ一場面です。
静荷さんから、包丁で切れ込みを入れるのよ、
と智恵も授けられました。
割る時の親指太し夏蜜柑 今瀬剛一
眉に力あつめて剥けり夏蜜柑 八木林之介
みなさん夏蜜柑の皮には苦労しているんですね。 遅足

夏みかんといえば、この句を思い出します。
夏みかん酸つぱしいまさら純潔など 鈴木しづ子
「酸っぱし」に思いが込められているようです。
モデルは私です。若い頃は、なんなく剥けた皮も今や悪戦苦闘、
攻めあぐんでいる様子をじっと観察する妻の目。
おかしくもカナシイ一場面です。
静荷さんから、包丁で切れ込みを入れるのよ、
と智恵も授けられました。
割る時の親指太し夏蜜柑 今瀬剛一
眉に力あつめて剥けり夏蜜柑 八木林之介
みなさん夏蜜柑の皮には苦労しているんですね。 遅足

夏みかんといえば、この句を思い出します。
夏みかん酸つぱしいまさら純潔など 鈴木しづ子
「酸っぱし」に思いが込められているようです。