雨模様のなか、7人の出席と少しさみしい会となりました。
結果はごらんの通りです。
題詠「妻または夫」
①くちなしや帰宅の夫の胸元に(立雄)佐保子・すみ
②短夜の夫の抜き足厠かな(亜子)狗子・晴代
③指力(ゆびぢから)なき夫のむく夏蜜柑(佐保子)結宇・能登・狗子・亜子・すみ・静荷・晴代・立雄
④梅雨深し何の縁の夫婦かと(静荷)結宇
⑤妻に逢うまえの私に会う夏野(遅足)能登・佐保子・亜子・静荷・等・郁子・立雄
⑥片陰に荷降ろす夫の肩寂し(郁子)智恵・能登・等
⑦新妻の帰り待ちわび鯵捌く(すみ)
⑧妻をぬぎ旅する空は青の夏(晴代)結宇・智恵・佐保子・麗子・狗子・遅足・亜子・すみ・静荷・立雄
⑨斎宮や二上に夫か夏木立(結宇)遅足
⑩六月の夫の背中に薬塗り(麗子)郁子
⑪飛び魚の遠く飛ぶさき妻の待つ(能登)遅足・等・晴代・郁子
⑫紫陽花坂歩き遅れし妻を待つ(等)麗子
⑬ゴキブリを仕留めるときの妻の目(狗子)智恵・麗子
自由題
①一山消え一村灯る夕立かな(等)結宇・能登・麗子・遅足・亜子・すみ・晴代・郁子
②蟻になり地を感じとるテント泊(能登)佐保子・すみ・静荷・等
③梅雨晴れ間やっと内定出たらしい(麗子)佐保子・狗子・晴代・郁子・立雄
④開墾碑夏の山田に塔婆かな(結宇)狗子
⑤六月の風六月の田をわたり(晴代)佐保子・麗子
⑥縄文の舟が銀河をさかのぼる(遅足)結宇・能登・等
⑦風鈴の鳴りやむたびに嬰泣けり(亜子)結宇・智恵・能登・狗子・遅足・すみ・等・晴代・郁子・立雄
⑧夏山登頂征服などほど遠し(静荷)
⑨十四歳将棋にかける夏の陣(立雄)智恵・亜子・静荷
⑩雨降りに似合ふ花なり夏椿(佐保子)
⑪十薬の黙す憂いの雫かな(郁子)智恵
⑫空梅雨や空の傘立て傘を待つ(すみ)麗子・遅足・亜子・静荷・立雄
⑬徘徊の車飛び込む梅雨晴れ間(狗子)
次回は7月19日(水)午後1時半
芸文センター12階・催事室Ⅾ(アートスペースⅮ)です。
題詠は「晩夏」です。
結果はごらんの通りです。
題詠「妻または夫」
①くちなしや帰宅の夫の胸元に(立雄)佐保子・すみ
②短夜の夫の抜き足厠かな(亜子)狗子・晴代
③指力(ゆびぢから)なき夫のむく夏蜜柑(佐保子)結宇・能登・狗子・亜子・すみ・静荷・晴代・立雄
④梅雨深し何の縁の夫婦かと(静荷)結宇
⑤妻に逢うまえの私に会う夏野(遅足)能登・佐保子・亜子・静荷・等・郁子・立雄
⑥片陰に荷降ろす夫の肩寂し(郁子)智恵・能登・等
⑦新妻の帰り待ちわび鯵捌く(すみ)
⑧妻をぬぎ旅する空は青の夏(晴代)結宇・智恵・佐保子・麗子・狗子・遅足・亜子・すみ・静荷・立雄
⑨斎宮や二上に夫か夏木立(結宇)遅足
⑩六月の夫の背中に薬塗り(麗子)郁子
⑪飛び魚の遠く飛ぶさき妻の待つ(能登)遅足・等・晴代・郁子
⑫紫陽花坂歩き遅れし妻を待つ(等)麗子
⑬ゴキブリを仕留めるときの妻の目(狗子)智恵・麗子
自由題
①一山消え一村灯る夕立かな(等)結宇・能登・麗子・遅足・亜子・すみ・晴代・郁子
②蟻になり地を感じとるテント泊(能登)佐保子・すみ・静荷・等
③梅雨晴れ間やっと内定出たらしい(麗子)佐保子・狗子・晴代・郁子・立雄
④開墾碑夏の山田に塔婆かな(結宇)狗子
⑤六月の風六月の田をわたり(晴代)佐保子・麗子
⑥縄文の舟が銀河をさかのぼる(遅足)結宇・能登・等
⑦風鈴の鳴りやむたびに嬰泣けり(亜子)結宇・智恵・能登・狗子・遅足・すみ・等・晴代・郁子・立雄
⑧夏山登頂征服などほど遠し(静荷)
⑨十四歳将棋にかける夏の陣(立雄)智恵・亜子・静荷
⑩雨降りに似合ふ花なり夏椿(佐保子)
⑪十薬の黙す憂いの雫かな(郁子)智恵
⑫空梅雨や空の傘立て傘を待つ(すみ)麗子・遅足・亜子・静荷・立雄
⑬徘徊の車飛び込む梅雨晴れ間(狗子)
次回は7月19日(水)午後1時半
芸文センター12階・催事室Ⅾ(アートスペースⅮ)です。
題詠は「晩夏」です。