帰宅した夫の胸元にくちなしの一輪が。
あるいは帰宅した夫に「ほら、くちなし!」と妻が。
このどちらに読むことが出来ます。
句会でも読みは分かれました。
みなさんはどちらに?
作者は後者のつもりだそうです。
目の見えない夫が帰宅。庭で咲いたくちなしを胸元に。
心優しい妻です。
くちなしや帰宅の夫の胸元へ
とすれば、よりはっきりと意図は読者に伝わるでしょうか。
くちなしは梅雨の頃に白の花を咲かせます。
強い香りが特徴で、秋には橙赤色の実をつけます。
この実は古くから黄色の染料として利用され、
また漢方薬として用いられています。
熟しても口が開かないことから「クチナシ」の名が。
梅雨晴れ間妻に手を貸す布団干し
こちらも同じ作者。やさしい妻にやさしい夫ですね。
遅足
あるいは帰宅した夫に「ほら、くちなし!」と妻が。
このどちらに読むことが出来ます。
句会でも読みは分かれました。
みなさんはどちらに?
作者は後者のつもりだそうです。
目の見えない夫が帰宅。庭で咲いたくちなしを胸元に。
心優しい妻です。
くちなしや帰宅の夫の胸元へ
とすれば、よりはっきりと意図は読者に伝わるでしょうか。
くちなしは梅雨の頃に白の花を咲かせます。
強い香りが特徴で、秋には橙赤色の実をつけます。
この実は古くから黄色の染料として利用され、
また漢方薬として用いられています。
熟しても口が開かないことから「クチナシ」の名が。
梅雨晴れ間妻に手を貸す布団干し
こちらも同じ作者。やさしい妻にやさしい夫ですね。
遅足