575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

梅雨深し何の縁の夫婦かと  静荷

2017年06月30日 | Weblog
朝から強い雨。まさに梅雨の真ん中にいるようです。
この句、夫婦の深い歴史を詠んでいるようです。
季語の「梅雨深し」から来るイメージのせいでしょうか・・・

昔「夫婦善哉」、という番組がありました。
司会の漫才夫婦が、熟年夫婦にツッコミを入れて笑いをさそう。
喧嘩や浮気などの人生の荒波をくぐった夫婦の涙と笑い。
こってりした西洋料理ではなく、日本料理として楽しめました。
夫婦の縁の不思議さを感じたものです。

民族・国によって、夫婦の文化も様々。
フランスでは少子化対策もあって事実婚が制度として認められているとか。
また、夫が稼いだお金は夫のお金、妻が稼いだお金は妻のものと、
男女同権が徹底しているとか・・・自由と平等のお国柄?
一方、イスラーム圏では、複数の妻を持つことができるという。
男性にはうらやましいような制度が。
なぜそうなっているのか?は、よく分かりませんが、
お金がかかるうえ、妻の間の嫉妬や喧嘩にも気配りが必要。
それはそれで大変とか。

こうした国で夫婦善哉のような番組があったらオモシロイでしょうね。

            

立雄さんの奥さんは絵を描いていらっしゃいます。
案内をいただいて愛知県美術館に行ってきました。
至現会の会場に入った最初の部屋に展示されています。
「貨物駅にて」という作品です。
地味な素材ですが、しっかりした美しさがあります。
7月2日までです。
コメント
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