575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

わがままで自由な句   遅足

2017年06月18日 | Weblog
お昼の連続テレビ「やすらぎの郷」に、はまっています。
理想郷(?)のような老人ホームが舞台のドラマ。
現代のお年寄りたちが抱えている問題を、時には深刻に。
しかしユーモアをもって温かく描いています。

ひさしぶりに脚本を書いた倉本聰さん。
中日新聞のインタビュー記事でこんな話を。

 笑わせようとか、お客にこびるのは止めました。
 自分がおかしければ良いと考えるように。ある意味、わがままに。
 子どものわがままよりたちが悪いけれど。
 それを遠慮会釈なく吐露してゆく。それが老人の文学だと思う。
 年寄りは自由です。自由であるべきです。だって、すぐ死んじゃうんだから。

高齢社会。俳句や短歌の世界にもお年寄りらしい作品が次々に。
まもなく後期高齢者に。もっと自由に、遠慮会釈ない句が詠みたい。

  ごきぶりさんゴキブリ団子あげましょう  静荷

この境地に達することが目標です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする