575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

4月句会の結果です。

2019年04月19日 | Weblog

 当日は幸泉さんが出席した下さいました。また竹葉さんが初めて投句してしてくださいました。

ありがとうございます。

ご覧のような結果となりました。

 

 題詠

①飛花落花荘川桜は白の闇(等)竹葉・すみ・千香子・郁子

②日記帳令和の文字を書いてみる(麗子)遅足・亜子・静荷

③木々芽吹き「令和」時代へ進水す(晴代)智恵・等・麗子

④指先に「令和」平和の蕾なり(郁子)殿・麗子

⑤令(せし)むべし民和(なご)やかに花見宴(能登)智恵・静荷・千香子

⑥舌頭千転ら行新元号(静荷)能登・遅足・亜子

⑦戦なき令和の世なれ草青む(亜子)佐保子・幸泉・等・静荷・狗子・郁子

⑧人もはやをらぬ地球の花吹雪(佐保子)能登・竹葉・幸泉・晴代・麗子・狗子

⑨空見上げ令和とともに桜咲く(幸泉)殿

⑩父の忌のかなしさを解く落花かな(遅足)能登・佐保子・すみ

⑪落花せし幹黒々と風に立つ(竹葉)殿・幸泉・すみ・遅足・等・千香子・晴代

⑫花の塵築地のつづく札所かな(千香子)佐保子・晴代

⑬潭月や落花流水都落ち(殿)竹葉・狗子

⑭百ニ歳令和記憶し安堵の春(すみ)智恵・郁子

⑮ほのぼのと咲く花のよう新令和(狗子)亜子

 

   自由題

①大潮は受難の日々や浅蜊貝(能登)殿・晴代・亜子・静荷・狗子

②ペンギンや桜のプール力泳す(すみ)能登・遅足・千香子

③悲しみは吐く息ばかり落花かな(郁子)竹葉・麗子・静荷

④はしゃぐ声のしてしゃぼん玉階下より(晴代)智恵・佐保子・すみ・遅足・等・麗子・郁子

⑤戦国の石垣に舞う落花かな(麗子)幸泉・等・千香子

⑥水の輪は花の数だけ飛花落花(等)能登・殿・千香子・静荷・亜子

⑦花冷えや駅弁の紐うすみどり(狗子)智恵・能登・佐保子・竹葉・幸泉・すみ・遅足・等・晴代・麗子・郁子

⑧冥土かな闇に浮かびし山桜(殿)狗子

⑨青春譜ギターとうたふ花見かな(千香子)晴代

⑩時かわり万葉の里春が来る(幸泉)智恵・殿

⑪新設の保育所目立つ春の町(佐保子)郁子

⑫うららかや鏡のなかの探し物(遅足)亜子・狗子

⑬杖すてて細腕組むやニリンソウ(竹葉)佐保子・すみ

⑭改元や桜蕊(さくらしべ)降るお堀端(亜子)竹葉・幸泉

⑮宅配便走る暮れかぬる春の日(静荷)

 

次回は5月15日(水)午後1時20分 愛知芸文センター12階

題詠は「蛙」です。(遅足)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする