今回の題詠は「蛙」です。
春になると田に水が張られ、恋の季節を迎えた蛙たちが鳴きはじめます。
ここから蛙は春の季語とされています。
くくくくと蛙に蛙惚れて鳴く 辻田克己
その年に初めて聞く蛙の声なら初蛙。遠くの方から聞こえてくる声なら遠蛙。
夕方の声なら夕蛙などとも言います。
蛙のうちでも、青蛙(雨蛙)と河鹿(かじか)は夏の季語とされています。
最近、身近に蛙を見なくなりました。
今朝の中日春秋によれば世界の「両生類」の40%は絶滅の危機に。
水辺ならどこにでも見られたトノサマガエル、庭の隅にいたヒキガエル。
どこへ行ってしまったのでしょう?
いや私たちはどこへ追いやってしまったのでしょう・・・
等さんは東山植物園まで足をのばし、やっとオタマジャクシを見つけたそうです。
蛙といえば、こんな作品も。
るるるるるるるるるるるるるるるるるるるる
20個の「る」の行列。俳句ではありません。「詩」です。作者は草野心平。
「る」の羅列を見詰めていると、蛙が並んでいるように見えませんか。
また「るるる・・・」という音の響きは蛙が歌っているようにも。
力を抜かず力まず蛙およぐかな
私はカエルに泳ぎを教えてもらいました。(遅足)
春になると田に水が張られ、恋の季節を迎えた蛙たちが鳴きはじめます。
ここから蛙は春の季語とされています。
くくくくと蛙に蛙惚れて鳴く 辻田克己
その年に初めて聞く蛙の声なら初蛙。遠くの方から聞こえてくる声なら遠蛙。
夕方の声なら夕蛙などとも言います。
蛙のうちでも、青蛙(雨蛙)と河鹿(かじか)は夏の季語とされています。
最近、身近に蛙を見なくなりました。
今朝の中日春秋によれば世界の「両生類」の40%は絶滅の危機に。
水辺ならどこにでも見られたトノサマガエル、庭の隅にいたヒキガエル。
どこへ行ってしまったのでしょう?
いや私たちはどこへ追いやってしまったのでしょう・・・
等さんは東山植物園まで足をのばし、やっとオタマジャクシを見つけたそうです。
蛙といえば、こんな作品も。
るるるるるるるるるるるるるるるるるるるる
20個の「る」の行列。俳句ではありません。「詩」です。作者は草野心平。
「る」の羅列を見詰めていると、蛙が並んでいるように見えませんか。
また「るるる・・・」という音の響きは蛙が歌っているようにも。
力を抜かず力まず蛙およぐかな
私はカエルに泳ぎを教えてもらいました。(遅足)