575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

中日歌壇でございます

2019年05月20日 | Weblog
今朝の中日新聞
島田修三選に掲載の遅足さんの歌です。

  新入生迎えて春を飾りたる樹々はおのれの齢を思う

{評}
桜や桃など四月に花を咲かせる樹木は多く、新入生を迎える春を美しく飾る。
だが、樹齢は新入生の年齢をはるかに上回る。
下二句に擬人表現、人と自然に流れる歳月の違いを思わせ、含蓄がある。

はつらつとしたもの、
今始まったばかりのものを眼にすると、
すこし引いた立ち位置で、目を細めて見つめている自分の割合が
だんだん大きくなってきました。
こころがじんわりと暖かくて、嬉しさもあります。
齢をとったかなと思う瞬間です。
おめでとうございます。  郁子
コメント (2)
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