今朝の中日新聞
島田修三選に掲載の遅足さんの歌です。
新入生迎えて春を飾りたる樹々はおのれの齢を思う
{評}
桜や桃など四月に花を咲かせる樹木は多く、新入生を迎える春を美しく飾る。
だが、樹齢は新入生の年齢をはるかに上回る。
下二句に擬人表現、人と自然に流れる歳月の違いを思わせ、含蓄がある。
はつらつとしたもの、
今始まったばかりのものを眼にすると、
すこし引いた立ち位置で、目を細めて見つめている自分の割合が
だんだん大きくなってきました。
こころがじんわりと暖かくて、嬉しさもあります。
齢をとったかなと思う瞬間です。
おめでとうございます。 郁子
島田修三選に掲載の遅足さんの歌です。
新入生迎えて春を飾りたる樹々はおのれの齢を思う
{評}
桜や桃など四月に花を咲かせる樹木は多く、新入生を迎える春を美しく飾る。
だが、樹齢は新入生の年齢をはるかに上回る。
下二句に擬人表現、人と自然に流れる歳月の違いを思わせ、含蓄がある。
はつらつとしたもの、
今始まったばかりのものを眼にすると、
すこし引いた立ち位置で、目を細めて見つめている自分の割合が
だんだん大きくなってきました。
こころがじんわりと暖かくて、嬉しさもあります。
齢をとったかなと思う瞬間です。
おめでとうございます。 郁子