夏祭の夜。雑踏のなかをブラブラと。
金魚すくいの店を過ぎたあたりから??
左手に誰かが触れてきて・・・
何時の間にかしっかりと手をつないでいる。
見ると見たことのない子供。
おやおや!?
そのまま、しばらく行くと、子供を呼ぶ声が。
気が付いた子供はぱっと手を離して駆けていきます。
遠い昔にあったような気もします。
不思議な夢のような句です。(遅足)
お願いを連発する子夜店の前 高澤良一
借りし子と行くがうれしき夜店かな 竹木野生子
肩車されて夜店の上を行く 鷹羽狩行
父の手を奪ひあふ子や夜店見る 森田峠