575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

トマト句会ちかづく。   遅足

2019年07月08日 | Weblog


6月の題詠は「トマト」です。
我が家では朝はパン食。ミニトマトは必需品です。
トマト。南アメリカのアンデス原産のナス科の植物。
日本語では唐柿(とうし)赤茄子(あかなす)蕃茄(ばんか)とも。
江戸時代に長崎へ伝わったとされていますが
青臭く、真っ赤な色が敬遠され、観賞用で「唐柿」と呼ばれていたそうです。
食用として利用されるようになったのは明治以降。
庶民の口にあったトマトが登場したのは昭和に入ってから。

 ♪むぎわら帽子に トマトを入れて
  かかえてあるけば 暑いよおでこ

北原白秋・作詞。弘田竜太郎・作曲「トマト」
私の記憶に残る最初の童謡。
以前、ネットで検索して分かりました。

  少年の頃のトマトの匂かな  広渡敬雄

あの頃のトマトは青臭くて美味しいとは言えませんでした。
いまは品種改良が進んで甘くておいしい!
家庭菜園には欠かせない野菜です。

  お隣のトマトを狙うカラスかな 遅足


コメント
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