575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

障がい児トマト六つにうまく切れ  紅

2019年07月24日 | Weblog

トマトを6等分に切る。健常者に簡単なこと。
しかし、ある障がい児には難関でした。
なんとか、トマトを6等分することに成功。
その時、訪れた幸せの情景を句にしました、と作者。


情景描写のみ。しかし、障がい児の喜びが伝わります。
作り手の感動を句が伝え詠み手も感動する。
この感覚が俳句の醍醐味なのでしょう。
なお「障がい児」自治体で表記が異なります。
愛知はいまだ「障害児」と表記。
「害」という一文字の持つ意味。
差別なき社会を切に望みます、と殿さま。

          

オリンピックまでちょうど一年。
梅雨のあけたような青い空。強い日差し。
来年、大丈夫でしょうか?
どこかヘンですね。こんな夏にやるなんて・・・
よく経済は、犬が尻尾を振っているんじゃなくて
尻尾が犬を振り回していると言われますが、
オリンピックも似た構造なんでしょうか? 遅足



コメント
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