読書の秋到来です。
今、2冊の本を読んでいます。
一冊は、7年ぶりの新作となる山本文緒の「自転しながら公転する」。
30代の独身女性の共感を得る作品。東京で働く32歳の主人公の女性は親の看病のため実家に戻り、近くのモールで働き始めます。
「家事をやりつつ、家族の体調を見つつ、仕事も全開で頑張るなんて、そんな器用なこと私にはできそうもない。」と、出会ったばかりの回転ずしに勤める男性に弱音を吐くと、その男性は「そうか、自転しながら公転してるんだな」と言われます。
地球は秒速465メートルで自転して、その勢いのまま秒速30キロで太陽の周りを公転しているとのこと。ものすごいスピードで私たちは回っていることをさりげなく話してくれ、二人はこのあと付き合うようになります。
なんだか引き込まれる会話の数々。二日で半分ほど読んでしまい、今後の展開が楽しみです。
そして、もう一冊は友人が貸してくれた韓国の作家ソン・ウォンピョンの「アーモンド」。こちらは今年の本屋大賞の翻訳部門で一位になった小説です。脳の扁桃体(アーモンド)が人より小さく、感情がわからない男の子のお話。ある出会いが彼の人生を変えていくというこちらも導入部から引きこまれています。
秋雨に降りこめられそうですが、今週末はどっぷり小説の世界にはまれそうです。
読書にも波があって全く読めない時もあればサクサクと小説の世界に入れる時期もあります。
自転しながら好転するのですね。(笑)
この地球という星に生まれ、私たちはそれぞれの生活にてんてこ舞いになりながらも太陽の周りを高速で回っている。思えば不思議です。
やはり私たちはどこからきてどこに向かうのか?そんなことを考えるのも秋ならではです。
自転して公転もする秋思かな 麗子
今、2冊の本を読んでいます。
一冊は、7年ぶりの新作となる山本文緒の「自転しながら公転する」。
30代の独身女性の共感を得る作品。東京で働く32歳の主人公の女性は親の看病のため実家に戻り、近くのモールで働き始めます。
「家事をやりつつ、家族の体調を見つつ、仕事も全開で頑張るなんて、そんな器用なこと私にはできそうもない。」と、出会ったばかりの回転ずしに勤める男性に弱音を吐くと、その男性は「そうか、自転しながら公転してるんだな」と言われます。
地球は秒速465メートルで自転して、その勢いのまま秒速30キロで太陽の周りを公転しているとのこと。ものすごいスピードで私たちは回っていることをさりげなく話してくれ、二人はこのあと付き合うようになります。
なんだか引き込まれる会話の数々。二日で半分ほど読んでしまい、今後の展開が楽しみです。
そして、もう一冊は友人が貸してくれた韓国の作家ソン・ウォンピョンの「アーモンド」。こちらは今年の本屋大賞の翻訳部門で一位になった小説です。脳の扁桃体(アーモンド)が人より小さく、感情がわからない男の子のお話。ある出会いが彼の人生を変えていくというこちらも導入部から引きこまれています。
秋雨に降りこめられそうですが、今週末はどっぷり小説の世界にはまれそうです。
読書にも波があって全く読めない時もあればサクサクと小説の世界に入れる時期もあります。
自転しながら好転するのですね。(笑)
この地球という星に生まれ、私たちはそれぞれの生活にてんてこ舞いになりながらも太陽の周りを高速で回っている。思えば不思議です。
やはり私たちはどこからきてどこに向かうのか?そんなことを考えるのも秋ならではです。
自転して公転もする秋思かな 麗子