自宅の窓から、小樽港発~新潟~舞鶴行のフェリーが見える。電車に飛び乗れば、一時間後には船上の 人と成れるのだが、舞鶴へ行ってもしょうがないしなぁ~。何となく小樽の海を見たくなって出かけた。港には、中 古自動車を積み込む赤さびだらけのロシア船が居るだけで、特に変わった風景も無し。「無許可で中古車等の 販売を禁止する」という看板の脇で、ガラクタ然とした自転車やら家電を山積みしたトラックがロシア船に横付け し、何やら商談中であった。さすがに見た範囲には、北朝鮮の船は居なかったが、小樽観光のメッカ、小樽運 河から一歩外れれば、其処には観光客の知らない別世界が有った。