人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

小樽港

2006年10月10日 | 写真

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 自宅の窓から、小樽港発~新潟~舞鶴行のフェリーが見える。電車に飛び乗れば、一時間後には船上の 人と成れるのだが、舞鶴へ行ってもしょうがないしなぁ~。何となく小樽の海を見たくなって出かけた。港には、中 古自動車を積み込む赤さびだらけのロシア船が居るだけで、特に変わった風景も無し。「無許可で中古車等の 販売を禁止する」という看板の脇で、ガラクタ然とした自転車やら家電を山積みしたトラックがロシア船に横付け し、何やら商談中であった。さすがに見た範囲には、北朝鮮の船は居なかったが、小樽観光のメッカ、小樽運 河から一歩外れれば、其処には観光客の知らない別世界が有った。


支笏湖残照

2006年10月09日 | 写真

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 支笏湖は、約4万年前~2万年前に破局的大噴火によって誕生したカルデラ湖です。日本最北の不凍湖とし て知られています(たまには凍りますが)。何故かと言いますと、熱容量が大きいからです。最大水深363m, 貯水量20.9km3有ります。琵琶湖は最大水深104m,貯水量は27.5km3です。これに対して、支笏湖の表面積 は78.8km2、琵琶湖は669.2km2です。気温が下がっても冷えにくく、凍らないことが解ります。


アキグミ

2006年10月08日 | 写真

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 先日石狩の無煙浜へ、石油滲み出し場所を探しに行ったが見つからなかった。悔しいので調べたら此処だ った。途中アキグミの実がたわわに実っていた。ちょっと渋いが、なかなかいける味である。子供の頃はよく食べ ました。英語名 Silver thorn 直訳すれば「銀のイバラ」別にトゲは無いが、木肌が銀色をしているせいか?


ヤマハギ

2006年10月07日 | 写真

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 北海道の野山で、ヤマハギの花が最盛期を迎える頃になれば、山の上から雪の便りが届きます。またまた 長く冷たい冬の季節がやって来ます。ちょっと一仕事を済ませ、リュック一つで暖かい八重山諸島方面へ逃げ 出そうと思っていたのですが、その一仕事がなかなか始まりません。雪の中での一仕事になりそうです。

 ヤマハギの花ですが、赤紫と白花の混交種みたいです。


ポプラ並木

2006年10月06日 | 写真

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 北海道札幌市と言えばポプラ並木のイメージ。有名な北大構内のポプラ並木は、台風でその大半が倒れて しまいました。でも札幌市内には、まだまだ彼方此方にポプラ並木が有ります。これは手稲区の前田森林公園 に有るポプラ並木です。他には北区創成川沿いにもポプラ並木が有ります。いずれも郊外で、観光客が足を向 けるにはちょい遠いですが。


廃止ローカル線の旅・松前駅

2006年10月06日 | 写真

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 松前線の終着駅、松前に着いてしまいました。此までの駅舎の写真は、いずれも1985年に撮影したもので す。北海道新幹線が新函館駅(現大野駅)まで開通すれば、今度は江差線が廃止になるんでしょうか。

 松前線 松前駅

 所在地(当時):渡島国 松前郡 松前町

 開 駅:昭和二十八年十月二十八日

 駅名起源:この付近は、鎌倉時代末期(十四世紀初期)には「万堂宇満伊犬」(マトウマイヌ)と呼ばれてい た。地名の由来は諸説有るが、アイヌ語の「マツ・オマ・イ」(婦人のいるところ)だと言われている。


無煙浜のハマニガナ

2006年10月05日 | 写真

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 今日は石狩川河口に近い厚田村の無煙浜へ行きました。目的は、原油が浸みだしている所を見ることと、ノ ジュール探しでした。原油浸みだし箇所は場所が解らず(忘れてしまった)断念、昔は浜辺に丸いノジュールが ゴロゴロ落ちていたのですが、まったく見あたらず。収穫はハマニガナの写真を撮ってきただけ。

 前にブログの何処かで、沖縄ではニガナを豆腐の白あえとして食べている、と記したが正確に言うと間違 い。正しくは、キク科アゼトウナ属ホソバワダン(細葉海菜)海岸の岩場に生える多年草。四国から島根以南に分 布する。関東から北海道に分布する、いわゆるニガナとは同じ仲間ではあるが別種である。沖縄の方々には訂 正しお詫び申し上げます(NHK調で)。沖縄方面では、ニガナ・ンジャナ・イムンギャナー等々と呼ばれている。


秋の光

2006年10月04日 | 写真

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 三十数年間フイルム写真一本槍で来たのですが、ここに来てデジタルには勝てないと実感しました。写真で 何を表現するか目的は多々あります。人間の内面を表現する技法として、ブレ・ボケ・粗粒子・ハイコントラスな んてのも有りますが、これはフイルム写真の世界なれではの(デジタルでも当然可能ですが)技法です。

 ちょっと日が傾いた秋色の風景を撮ってみました。これは私が撮ったのでは有りません、カメラが撮ったので す。怖いですね昨今の技術は、意とする物を表現してくれます。黄昏の風景なのですが、アナログ人間の黄昏 と重なって、ますます寂しい感じがします。