人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

デジカメって何に使ってますか?

2009年12月20日 | 写真

Jr

最近撮った私のお気に入りの写真です。唯のJRの線路の写真ですが、いかにも寒々しいでしょう。

このブログの写真投稿は、縦横800ピクセルに制限されているので64万画素が限界です。

この写真は、800×600ピクセルなので48万画素です。

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これは唯のダイコンソウの写真ですが、何となく気にいています。これは35万画素です。

私のパソコンの画面は、1280×1024=131万画素です。恐らく皆さんも同じ様な物でしょう。

ところが昨今のコンデジの売りの画素数は、何と1000万画素超です。

ところが、店頭のカタログには画素数は書いてあるが撮像素子のサイズは書いてない。

私も1000万画素と320万画素のコンデジ持っていますが、場合によっては320画素の方が

遙かに綺麗な写真が撮れます。

ありゃりゃ・・・一杯飲みながらブログ打っていたら酔っぱらってきた。続きは後日。


今年一年・・・五月の巻

2009年12月20日 | 今日の雑感雑記

五月の前半は車で長野県から北陸地方を旅していた。

したがって北海道で最も春らしい時期、枯れ木の山が一斉に芽吹き新緑の山へと

劇的に変化する様を見逃してしまった。この一時のために長い冬を堪え忍んだのに。

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5月上旬長野県の山中で桜を見る・・・・桜だよね?

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北陸と言えば定番の能登の千枚田、田植えが終わっていた。

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北海道へ帰ったら早速裏山へ行きます、なんとかシラネアオイの開花時期に間に合いました。

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5月も下旬になれば、札幌近郊の山は鬱蒼たる緑の世界に成ります。

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道端にはワスレナグサの近縁種のノハラムラサキなんかも咲き始めます。

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あれ程寒々しい枯れ野原だった石狩の浜にも緑色が戻ってきました。

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ハマナスなんかもポツリポツリと咲き始め、これからの季節がバカ人間の我が世の春です。


今年一年・・・四月の巻

2009年12月19日 | 今日の雑感雑記

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4月上旬の山はまだ残雪ベッタリですが、少しずつ雪解けが進み所々に地肌が見えてきます。

まだ緑のみの字も有りませんが、春近しを実感し何となくうきうきした気分になるものです。

昨年12月から3月までの四ヶ月間の冬眠生活は長かったなぁ、

これからは、ここにも行きたい・あそこにも行きたい、なんて事を考えてしまうのです。

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毎年四月上旬に積丹半島へ出かけます。

鉛色した冬の日本海から、積丹ブルーへと変化した海を見て春の訪れを感ずるのです。

沖行く真っ白な新日本海フェリーを見て、今年はあいつに乗って旅に出るぞ、

なんて事も思ったりしました。

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四月も中旬になれば、ポカポカと陽当たりの良い南向き斜面に野の花が咲き始めます。

ほんの一輪二輪咲く花を見つけても「やった~、春だぁ~!」てな気分になるものです。

八剣山に咲いていた キバナノアマナとホソバエンゴサクです。

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四月下旬ともなれば山菜の季節、何はともあれアイヌネギ採りです。

時期が早すぎたのか、今年は不作でした。

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春に成れば動き出すのは人間だけではありません、腹を空かせた山オヤジの足跡が。

オヤジと言ってもこの足跡の大きさじゃ小熊だな。


雪山散歩

2009年12月18日 | 野歩き山歩き

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今日の午前中は晴天です、ですが朝起きたら外気温は-9.0°Cでした。

海の方を見るとこんな雲が、これがいわゆる石狩湾低気圧でしょうか。

石狩湾上空に極所的に発生する雪雲です。

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天気が良いので軽川沿いの手稲山への旧道へ散歩に出かけました。

この道いかに多くの人が散歩しているのか、踏み跡で圧雪状態です。

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今日の最高気温は-1.0°C、川の水も凍っています。

今このブログを打っているのはPM9:40、外を見たら猛吹雪、明日の朝の外の様子が怖い。

吹雪の後の写真撮る元気が有ったら、明日写真UPしますね。


今年一年・・・三月の巻

2009年12月18日 | 今日の雑感雑記

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三月は二月以上にミジメなのです。

春にはほど遠く山はまだ冬本番、ならば海辺はどうかと石狩浜へ行ってみれば、

なんとも寒々しい風景に打ちひしがれて帰ってきました。

こうなれば三月は冬眠月と決め込んで寝て暮らすしかありません。

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でも三月も下旬になれば、乙女の滝の滝壺を埋め尽くさんばかりに積もっていた雪も緩み始めます。

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陽当たりの良い南向きの斜面にはフキノトウも顔を出し始めます。

北海道の四季の移ろいには捨てがたいものが有りますが、それにしても12月上旬から

3月下旬までの丸々四ヶ月間の冬眠生活には気力も体力も奪われてしまうのです。

理想としては、冬季四ヶ月間の沖縄移住生活なんだが、金が無いなぁ。


今年一年・・・二月の巻

2009年12月17日 | 今日の雑感雑記

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二月という月は、野山を徘徊するしか能がないバカ人間にとってはかなりミジメな月なのです。

一年中で最も寒く最も雪の積もる月なので、年寄りには寒さが身に滲みるし、

野山へ出かけても雪景色なんて珍しくも何ともありません、って言うか見たくもありません。

結局家に篭もってストーブに齧り付き「今年の旅行は何処へ行こうかなぁ」とか

「沖縄のOO島へ行った時は暑かったなぁ」とか思いながらゴロゴロして過ごしてしまうのです。

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しかしそれでは体に良くない、少し運動しなきゃと裏山のスキー場へ行きます。

スキーはずいぶん昔に止めてしまったので、歩いてゲレンデを登ります。

二月中旬はパウダースノーで最高のコンデション、私も若い頃はこんな所を

ガンガン飛ばしていたもんだ、なんて思いながら年寄りがヨタヨタと登って行くのだが、

それにしても客の少ないスキー場だな。春から秋にかけてこのゲレンデがお花畑に変身します。

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今年から除雪されるようになった裏山の林道、自宅から往復8.0Kmの散歩道です。

手稲山への登山道でもあるので、スノーシューなんか履いた人が歩いていたりする。

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この林道の途中にあるのが乙女の滝、滝壺の周囲も凍ってしまいこんなに小さくなっちゃた。

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二月の太陽は日中でも低いので、木の影が長く伸び雪面に縞模様を作る。

天気の良い日には家の近くを散歩したりして、何となく二月は過ぎ去ってゆくのです。


今年一年・・・一月の巻

2009年12月16日 | 今日の雑感雑記

早いもので今年も残すところ後二週間あまり、昨日から本格的に雪が降りはじめ

これが今年の根雪になってしまうでしょう。

年寄りが野山を徘徊するには少々厳しいものがある季節、写真ブログの新ネタも無し。

そこで年内は、2009年一年間バカ人間は何をやっとたんじゃということで、

過去ネタ写真でお茶を濁します。今日は一月の巻から。(画像をクリックすれば拡大表示します)

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昨年の12月25日から今年の1月5日までの年末年始を沖縄県の西表島で過ごした。

南風見田の浜に昇る初日の出、と言いたい所だが本当の撮影日は1月5日午前7時43分である。

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暖かい南の島で年末年始と言えば聞こえは良いが、実態は限りなくホームレスに近い生活であった。

ここ南風見田の浜のキャンプ場は、知る人ぞ知る長期キャンパーのメッカである。

当地に滞在している先達は、何するでもなく数ヶ月から数年を過ごしている。

何処へ行っても、ウロウロ・キョロキョロしているビンボー性のバカ人間には真似が出来ない。

それだけに、憧れるなぁ~、そんな生活。

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沖縄県の離島、特に八重山諸島へ足を運ぶ理由の1つは、夜の地上の暗さと星の明るさにある。

人工の光が全く無い夜の闇にも、星明かりと夜光が満ちて、ガジュマルの木の陰から

キジムナーが飛び出してきても不思議はない、そんな本土に住む日本人の忘れた世界が

ここには有るのだ。

などとアホな事考えながら、正月早々夜の闇を彷徨っていたバカ人間なのでした。


PENTAX Optio S を復活させる

2009年12月13日 | 写真

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「デジカメに1000万画素はいらない」 たくき よしみつ著 講談社現代新書 を読んで

まさにその通り、拍手パチパチの感である。

そこで2003年5月に購入して以来、最近はお蔵入りしていた PENTAX Optio S を

再度引っ張り出してきました。

このカメラ今となっては貴重品なんです。

何がスゴイかと言えば、1/2.5型撮像素子に320万画素しか詰め込んでいないのです。

その他色々有りますが、実例をもって後日おいおいと。

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前田森林公園のポプラ並木、画像をクリックして下さい、拡大します。それでも48万画素です。

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夕陽に映えるニシキギの実、これは64万画素。ポプラ並木もこれもカメラはOptio Sです。

 


那覇市内ブラリと散歩

2009年12月12日 | 島旅:久米島・渡名喜島

今回の沖縄行きは「那覇市内ホテル二泊付き往復航空券」てなパック物だったので

到着日とその翌日は那覇市内泊まりです。

遠出するのもめんどくさいので、改めて那覇市内をウロウロしてみた。

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那覇市内にも海水浴の出来る綺麗なビーチが有るというので行ってみた。

これがその「波の上ビーチ」、波打ち際のすぐ側に臨海道路の波の上橋が、

さらにその外側では那覇港の工事が大々的に行われていた。

ビーチと言うよりはプール的だが、水はしっかりとキレイ、さすがは沖縄である。

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11月中旬の夕暮れ時、服を着たまま泳ぐ人、その他大勢の人がビーチ周辺にたむろしていた。

何するでもない若者やオジサン・オバサン達、ホームレスの人達、近所の住民の

憩いの場(暇つぶしの場)になっているらしい。

崖の上の建物は琉球八社の1つ「波之上宮」です。

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那覇市内をブラブラしていると、こんな楽しい小路に出くわすことがある。

狭い小路の両側に、亜熱帯の植物がてんこ盛りに生えているのだ。

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公設市場衣料部の一画(と思われる場所)。

狭くて薄暗い路地を抜けると、ポカッとこんな空間に出くわす。

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沖縄の猫は堂々と道の真ん中を歩くのだ。

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琉球王朝の歴史遺産みたいな所をウロウロしていると警備員みたいな人から

「拝みですか?」と声をかけられることが有る。

沖縄の人は何でもかんでも信仰の対象にしてしまうから、勝手にその辺に座り込んで

線香上げて手を合わせてしまうらしい。

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首里城公園内で琉舞のショータイムが有る。

現在演じているのは女性であるが、琉球王朝時代は士族の若い男性の役割であった。

中国からの冊封使をもてなすのが士族の役目であったから、

武術よりも芸能の訓練に精を出していたらしい。

そのため1609年の薩摩侵攻に対して全く抵抗出来ず降伏してしまったとか。