三月は二月以上にミジメなのです。
春にはほど遠く山はまだ冬本番、ならば海辺はどうかと石狩浜へ行ってみれば、
なんとも寒々しい風景に打ちひしがれて帰ってきました。
こうなれば三月は冬眠月と決め込んで寝て暮らすしかありません。
でも三月も下旬になれば、乙女の滝の滝壺を埋め尽くさんばかりに積もっていた雪も緩み始めます。
陽当たりの良い南向きの斜面にはフキノトウも顔を出し始めます。
北海道の四季の移ろいには捨てがたいものが有りますが、それにしても12月上旬から
3月下旬までの丸々四ヶ月間の冬眠生活には気力も体力も奪われてしまうのです。
理想としては、冬季四ヶ月間の沖縄移住生活なんだが、金が無いなぁ。