人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

南西諸島のチョウの写真

2012年07月13日 | 写真

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暇人が南西諸島へ旅行するときは、たいてい北海道が雪に覆われた冬期間なので、どうしても「これが亜熱帯じゃ~っ!」という風景にカメラが向いてしまいます。

オオタニワタリとハブカズラを着生させたヒカゲヘゴ、こんなロストワールドみたいな風景が好きなんです。

暇つぶしに昔の写真を見ていたら、道端のチョウの写真も撮っていたので、そのうち代表的なもの何枚かUPします。

図鑑のページに穴のあくほど眺めて名前を調べたのですが、間違えていたらゴメンナサイ。

迷蝶として遠くまで移動することがあるので、分布は目安です。

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ルリタテハ 2012年3月 下地島 分布 日本全土

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メスアカムラサキ 同上       分布 九州以南

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スジグロカバマダラ 同上     分布 宮古諸島以南

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ベニモンアゲハ 同上        分布 宮古諸島以南

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アオスジアゲハ 同上        分布 秋田・岩手県以南

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チャバネセセリ(の仲間?) 同上  分布 東北南部以南

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ツマベニチョウ 2011年10月 宝島  分布 鹿児島県以南

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アマミウラナミシジミ  同上   分布 奄美大島以南

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アサギマダラ  同上  分布 東北南部以南

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アカタテハ 同上  分布 日本全土

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ヤエヤマムラサキ 2011年10月 西表島  分布 八重山諸島

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タイワンキチョウ 同上  分布 八重山諸島

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シロオビアゲハ(赤班型) 2011年4月 座間味島  分布 奄美大島以南

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オオゴマダラ  同上  分布 沖縄諸島以南

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リュウキュウアサギマダラ 2010年12月 西表島  分布 奄美大島以南 


霧の中の風景と野の花

2012年07月11日 | 写真

今日の最高気温は28°C、暑ければ暑いで外へ出るのがおっくうだ、本当に齢はとりたくないものだな。

本日の写真ネタが無いので、昨日RICOH  GX200 で撮った霧の中の風景や野の花でも。

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霧の中に佇むダケカンバの木

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トリアシショウマ

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トリアシショウマとアマニュウ

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ツルアジサイ

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オオハナウドとツルアジサイ


ヤナギラン咲き始める霧の手稲山

2012年07月10日 | 野歩き山歩き

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今日の手稲山は朝から雲に覆われていたが、昼近くになれば晴れるだろうと読んで、コウリンタンポポとヤナギランの様子を見に行ってきた。

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山麓で咲き始めたコウリンタンポポのお花畑なんだが、キリが濃くて先が見えない。

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ヤナギランも咲き始めたがキリが晴れない、天気の良い日に出直しだ。

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せっかく来たのだから、何も見えない中を頂上まで登ってみる。

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頂上もキリの中、今日は最初から最後まで霧の中でお終い。


石狩浜 こんな花も咲いていた

2012年07月08日 | 写真

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北国の海岸砂丘を彩るエゾカワラナデシコ、ところが遥か南の沖縄県渡名喜島の島の花でもあり、オールジャパンの花なのです。

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オトギリソウにも色々と種類が有るようだが、海岸の道端に咲いていたから、ただのオトギリソウだろう。

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ノコギリソウにお客さんが二匹(分かります?)。

北海道東部の厚岸の海岸に、花が大きく色の濃いノコギリソウが咲いていた。

あれはシュムシュノコギリソウだと思うのだが?

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お客さんをUPで撮ってみた、アブの一種だろうか。

シャッタースピードは1 / 1600 秒、それでも羽の動きが写らない。

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ハマナス落花・・・・季節の移ろい。

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ハマニガナ、小さな花なので虫の目の目線で撮ってみた。

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昨日は七夕、なぜか七夕にはマツヨイグサが良く似合う。


石狩浜のヒオウギアヤメ

2012年07月08日 | 野の花山の花

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札幌の空にも積乱雲が発達する季節となりました・・・・夏ですね。

夏・・・・7月上旬・・・・石狩浜のヒオウギアヤメの季節だ、見に行くの忘れていた。

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という訳で早速様子を見てきた。

ややくたびれてきているが、今年も見事に咲きました。

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あたり一面紫色とはゆかないが、結構広範囲にポツポツと咲いている。

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ちょいと小細工して、真上から見下ろして撮ってみた。

沢山咲いている所でも、花の密度はこんなもんです。

ヒオウギアヤメの季節が終わると、ハマナスの実が赤く色づき始める。


RICOH GX200 と Light room 4

2012年07月06日 | 写真

RICOH GX200は小型軽量でデザインも良く、多機能な割には操作性が良いので気に入って使用しているが、いかんせん画質が悪い。

GRデジタルはⅣが出たのに、GXは200どまりで300が出てこない、やはりGX仕様は前世紀の遺物なので売れないのだろう。

そこで暇人は、そろそろLAW現像でも始めようかと導入した Light room 4 で、GX200で撮ったJPEG画像をレタッチしてみた。

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咲き始めたエゾノシモツケソウの花、GX200のカメラまかせで撮ったJPEG画像です。

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Light room 4でレタッチしてみた・・・・これはいけそうです。

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UPで撮ってみた、露出不足で寝ぼけた感じです。

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レタッチすると写真が生き返り別物に成りました・・・・これは使えます。

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トロピカルな海岸風景を撮ったつもりなんですが、白い砂浜と黒い崖や海面との輝度差が大きすぎて画になりません。

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ちょっと不自然だが、これくらいならなんとかなる。

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撮像素子の小さいコンデジが苦手とする大風景ではどうか、細かい描写が浮かび上がってきて画になってきた。

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草や枝葉の細かい様子が何となく表現されています。

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やりすぎるぐらいレタッチして幻想的な画にしてみた。

RICOH GX200 とLight room 4の関係、暇つぶしには良さそうです。


近所の秘境「オタルナイ」

2012年07月04日 | 今日の雑感雑記

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札幌市には海がないのです。

手稲区の新川沿いにあるこの清掃工場までが札幌市で、これより先の海岸は小樽市銭函なのです。

手稲区との位置関係からすれば、少なくともこの画面の範囲は札幌市であっても良いのだが、なんでだろう?

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なんでだろうと調べてみたら、「オタナイ発祥の地」の碑文にこんなことが書いてあった。

かってこの地は樽川村であって、札幌市ではなく小樽市に編入されたため札幌市には海がないのです。

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オタナイ発祥の地の碑は、こんな雑草に覆われた小高い砂丘の上に建っていました。

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りっぱな記念碑ですが、あまり訪れる人もいないようです。

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今は河川改修によって直線化された新川だが、かってのオタルナイ川の河口部分が三日月湖となって残っている。

この地の地名オタナイ、その後の樽川村、そして小樽市の地名もすべてこのアイヌ語名オタルナイ川に由来している。

これで清掃工場の巨大な建物がなければ、100万都市札幌に隣接した秘境みたいな所だ。

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かってこの地には、百数十戸の農家があったらしいが、今は荒涼とした原野が広がるのみ。

オフロード車やモトクロスのサーキット場と化している。

ここに大規模な風力発電所を作る計画があり、近所の住民ともめている。

画面右側の鉄塔は、そのための気象観測塔です。


本日の空模様

2012年07月02日 | 写真

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我が家の窓から安いウイスキーの水割りを飲みながら、この夕焼けを眺めています。

朝焼け夕焼けの空って、何か人間の本能に訴えかけるものが有り、良いなって思います。

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これは、その20分ほど前の夕日です。

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今日の午後、銭函海岸の北の端(石狩湾新港の方向)を散歩してきた。

空と海と陸地が、青灰色の世界の中に有りました。

右端が先ほど日が沈んだ小樽の高島岬、中央の遠くの山は積丹半島です。

この光線状態は北海道らしくない、高温多湿な瀬戸内海の曇った日の夕方、そんな気のする風景でした。