人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

津波石

2021年03月10日 | 自然観察

今日は冬の嵐、すぐ近くのスーパーへ買い物に行くのも難儀、今日の昼飯どうしよう。

 

下地島北海岸に点在する津波石です、1771年の明和の大津波によって打ち上げられたものと言われている。

先島諸島では、約4,500年前から数回に渡り大津波が発生したであろうことが、

サンゴの化石の年代測定から推定されています。

単純計算すれば、約1,000年に一度は大津波(大地震)が発生していたことになる。

明日3月11日は、1,152年前に発生した貞観地震の再来と言われる

東日本大震災からちょうど10年です。


北国三月

2021年03月09日 | 写真

先日近所の公園で、冬は青空に白い雲を見ただけで嬉しくなり撮ってしまいます。

 

今年一月下地島で、青空に湧き立つ白い雲、これは夏雲のイメージ、思わず撮ってしまった。

 

三月とは言え、北国の現実はこんなもの。

 

トチノキの冬芽、夏には天狗の団扇みたいな大きな葉になります。

 

イワガラミの枯れ花、新緑の季節を迎えるまであと三ヶ月。

 

ミヤマハンノキの枯れ葉と球果、昨年の命の証。


手稲山へ行ってきた

2021年03月05日 | 野歩き山歩き

手稲山へ行ってきた、頂上は道が開いていない、オジサンがラッセルしていたので撮らせてもらった。

これは3月2日に積もった雪だろう、フカフカでツボ足ではちょっとキツかった。

 

定山渓天狗岳(1144m)、まだまだ厳冬期の山の様子。

 

凍てつく赤蝦夷松。

 

お気に入りのダケカンバの木。

 

シウリザクラの冬芽、春になると白い花を咲かせる。


雪に住むもの

2021年03月03日 | 自然観察

木から木へと渡り歩く普段見慣れない足跡、だれだろう。

 

人間の足跡と比べてみると小形の動物だ、イタチかテンだろうと思うのだが。

 

こんな何も無い雪原の中を、夜中一人で走り回っているのだろう。

 

雪国に住むものは、一年中こんな植生のある世界がうらやましいのです。


榕樹と榕

2021年03月01日 | 自然観察

何処でも歩けばそこが散歩道、三月に入れば雪が締まってツボ足でも歩けます。

 

榕樹は「ようじゅ」と読みます、ガジュマルの木のことです。

 

溶けて固まった様な木肌の様子から、この様な和名が付いたのでしょうか?

 

元々は一本の木でした、この木には妖怪が住むと言われています。

 

その妖怪とはキジムナー、魚の左目が好物でタコが嫌いという変なやつ。

 

榕一文字は「あこう」と読みます、ガジュマルと同じクワ科ですが葉の形が違います。

うどん屋の暖簾に榕の葉が描いてあります。

 

西表島宇多良炭坑跡に生える榕の木、別名締め殺しの木と言います。