人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

池澤夏樹と横澤夏子 面白いよ

2024年06月10日 | 日記

先日は池澤夏樹の紀行文「南鳥島特別航路」が面白いで終わってしまったが、今日はその続き。

南鳥島は日本の国土の最東端、この暇人も島と名の付く所へずいぶん行ったが、こんな小さな島は行ったことない。

島には船が接岸できる港がない、滑走路には黒いタイヤ痕がない、ほとんど人の往来がないのだろう。

 

紀行文は「・・・・目の前には一隻の貨物船が接岸している」で始まる。

「往復4,000kmの航海に出る・・・小さく見える」と続く、

これは東京~小笠原間の貨物船「第28共勝丸(先代の)」であるが、似た様なものだろう。

 

「船の早さは時速22km、これくらいが人間的な尺度によって地球の大きさを把握しなおすにはちょうどよい」とある。

360°何も無い海の上で見るべき物は、自らが進んできた航跡のみ、一日中見ていても飽きることがない。

「四日目の午後ようやく到着した東京湾でぼくを驚かしたのは水の汚さだった」で終わる。

小さな船での船旅と、南の小さな島の紀行文、面白いよ。

 

池澤夏樹とは全く関係ないが、とある会計ソフトのCMに出ていた横澤夏子、面白いよ。

 


クルーズ船とおがさわら丸

2024年06月08日 | 日記

6月8日午前7:00,クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」が小樽港に入港しました。

115,906トン・全長290m・乗客数2,706名、ほとんど空母なみの大きさです。

また船に乗って何処かへ行きたくなった、でももっと小さな船の方がいいな、

これじゃホテルの一室がそのまま海上へ出たようなものだ。

 

2020年1月18日出航のおがさわら丸をYoy  Tube  から切り出してみた。

おがさわら丸は11,000トン・全長150mありますが、それでも船首が浮き上がる程の大時化。

実は翌日ドック入りを控えていたため無理やり出航したみたいです、この日の乗客は地獄を見ただろう。

船旅はその非日常性が良い、池澤夏樹の紀行文に「南鳥島特別航路」というのがある、これは面白い。


柳の木の種

2024年06月06日 | 自然観察

今の時期は街中でも山の中でも、この柳の木の種の綿毛が飛び交っています。

 

でも種は何処に有るのでしょう、綿毛の中をグ~ッとUPして見ると有りました、スケールは1mm方眼です。

この小さな種があの大きな柳の木になるなんて、生命って不思議なものです。

柳は一応被子植物ですが、どこが子房でどこが胚珠なのか、私のカメラでこれ以上は無理です。

 

 

 


手稲山 トレランの人達とミヤマハンノキ

2024年06月02日 | 野歩き山歩き

昨日手稲山(1023m)へ行ったら、あの広い駐車場が満車になる程の凄い車の数、

何事かと思ったら6月16日に行われるトレイルラン(山岳マラソン)のコース下見と練習の人達でした。

高低差の有る50kmもの山路を走るなんて、この年寄りの目から見るととても人間技とは思えません、

私は歩いて登っただけなのに、今日は足に疲れが残っています。

 

手稲山中腹のダケカンバ新緑です、左下に急斜面を走って登るトレランの人、

バカじゃないかと思う程の(失礼)体力だ。

 

手稲山西峰(991m)の南斜面(左側)と北斜面(右側)のダケカンバの芽吹きの違い、

ここはさすがにトレランのコースには含まれません、そもそも道が無い。

 

手稲山頂上付近のミヤマハンノキの雄花と雌花、私はまだ花粉症が治りません。