日本男道記

ある日本男子の生き様

切羽へ

2008年09月13日 | 読書日記
切羽へ
井上 荒野
新潮社

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【一口紹介】
◆出版社 / 著者からの内容紹介◆
夫以外の男に惹かれることはないと思っていた。彼が島にやってくるまでは……。
静かな島で、夫と穏やかで幸福な日々を送るセイの前に、ある日、一人の男が現れる。夫を深く愛していながら、どうしようもなく惹かれてゆくセイ。やがて二人は、これ以上は進めない場所へと向かってゆく。「切羽」とはそれ以上先へは進めない場所のこと。宿命の出会いに揺れる女と男を、緻密な筆に描ききった美しい切なさに満ちた恋愛小説。

◆著者◆
1961年東京生まれ。1989年、「わたしのヌレエフ」で第一回フェミナ賞を受賞。2004年「潤一」で島清恋愛文学賞を受賞。著書に『グラジオラスの耳』、『もう切るわ』、『ひどい感じ 父・井上光晴』、『森のなかのママ』、『しかたのない水』、『誰よりも美しい妻』、『学園のパーシモン』、『ズームーデイズ』、『ベーコン』、『夜を着る』など。

【読んだ理由】
第139回(平成20年度上半期)直木賞作品。

【印象に残った一行】
「トンネルを掘っていくいちばん先を、切羽と言うのよ。トンネルが繋がってしまえば、切羽はなくなってしまうばってん、掘り続けている間は、いつも、いちばん先が、切羽」

【コメント】
「切羽」は「きりは」と読む。
作者井上荒野は「あれの」と読む。

 



Daily Vocabulary(2008/09/13)

2008年09月13日 | Daily Vocabulary
6301.simmer(ぐつぐつ[ことこと]煮る[煮える]こと)
Simmer away until most of white wine is absorbed.
6302.stir-fry(強火で素早く炒める)
Next,stir-fry the onion until it becomes transparent.
6303.longstanding(ずっと昔からの、長続きする、長く続いている)
It is longstanding tradition in the U.S. to invite friends to your home for batbecues and other kinds of cookouts.
6304.work one's tail off(猛烈に[懸命に・身を粉にして・休む間もなく]働く)
I worked my tail off writing it.
6305.awesome(素晴らしい、すごい、すてきな)
Try these California rolls Luis made. they are awesome.
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