蝉しぐれ (文春文庫)藤沢 周平文芸春秋このアイテムの詳細を見る |
【一口紹介】
◆内容(「MARC」データベースより)◆
清流とゆたかな木立にかこまれた城下組屋敷。普請組跡とり牧文四郎は剣の修業に余念ない。
淡い恋、友情、そして非運と忍苦。苛烈な運命に翻弄されつつ成長してゆく少年藩士の姿を、精気溢れる文章で描きだす待望久しい長篇傑作!
【読んだ理由】
NHK[私の1冊 日本の100冊」の中で児玉清さん推薦本。
【印象に残った一行】
流れ行く水のように、夜も昼も物の命は過ぎて行き、変化する。変わらないものがどこにあろうかと文四郎は思った。
【コメント】
読後感が非常に爽やかな本だ。未読の方全員にお勧めする。当分藤沢周平作品を読むことになりそうだ。