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日本男道記

ある日本男子の生き様

13:谷村虎蔵の鷲塚八平次

2012年08月05日 | Daily Vocabulary
13:谷村虎蔵の鷲塚八平次

この絵は、寛政六年五月河原崎座上演の「恋女房染分手綱」に出る役である。由留木家を狙う悪人、鷲塚官太夫の弟の役で、これは大敵でなく端敵である。小柄できびきびした役者であるが、安手で小敵の役柄に適した虎蔵の面目がよく出ている。この端敵の役柄を的確に描いているということで、この絵はいかにも歌舞伎味あふれた役者絵として人々によろこばれている。顔の化粧はトノコを使っているし、月代も濃い青黛、それに髭のあとである。濃紫の着物、黒の裃など色彩が濃いこともこの絵に歌舞伎味を与えている。表情もはなやかである。下唇をかみしめ、眼をむいている。その眼の目ばりの赤が派手である。写楽第一期中の佳作といえる。

谷村虎蔵は、谷村楯八の門人で大阪の小芝居出で出世した上方役者である。寛政四年に二十四歳のとき江戸へ下り、同七年に二世大谷友右衛と改名した。愛嬌があり安敵を得意とし、所作事にも長じていた。文政十二年には実悪、敵役で「功上上吉」になっている。天保元年春、七十歳のとき大阪で没した。

東洲斎 写楽
東洲斎 写楽(とうしゅうさい しゃらく、旧字体:東洲齋 寫樂、生没年不詳)は、江戸時代中期の浮世絵師。
寛政6年(1794年)5月から翌年の寛政7年3月にかけての約10ヶ月の期間内に約145点余の錦絵作品を出版し、忽然と浮世絵の分野から姿を消した正体不明の謎の浮世絵師として知られる。
本名、生没年、出生地などは長きにわたり不明であり、その正体については様々な研究がなされてきたが、現在では阿波の能役者斎藤十郎兵衛(さいとう じゅうろべえ、1763年? - 1820年?)だとする説が有力となっている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

Daily Vocabulary(2012/08/05)

2012年08月05日 | Daily Vocabulary
13361.no-no(やってはいけないこと、許されないこと)
That is a no-no in Japan.
13362.onset of the digital age(デジタル時代の幕開け)
But despite the onset of the digital age people are finding that those small squares of paper.
13363.keep track of(蚊らの動向を把握している、~について常に知っている)
They are still the handiest way to keep track of business contracts.
13364.self-conscious(人目を気にする、自意識過剰な)
I am also very self-conscious about my English skills.
13365.ritualized(儀式化された、儀礼的な)
Maybe not to the same extent, and not in such ritualized way.
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