![]() | クリーニング革命―すべては喜ばれるために |
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アスペクト |
【一口紹介】
◆内容(「BOOK」データベースより)◆
幅5ミリ、350本もの高級ブランドのスカーフのプリーツを復元、シミの落ちないネクタイは一度ほどいて洗い縫い直す、高級プレタポからオートクチュールまで数々の高級ブランドから絶大な信頼を受ける店がある。クリーニング店らしからぬクリーニング店、それがレジュイール。
働く全ての人に贈る、仕事をするということの真髄。
◆著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)◆
古田 武
1938年長野県生まれ。中学卒業後、東京に上京し、葛飾区の東都ランドリーに就職。
その後新宿区四谷にある(株)サンランドリーに入社。
1977年、サンランドリーが、渋谷区神宮前6丁目に現在の『レジュイール』の前身としてレディース専門のクリーニング・ショップをオープン。
この店の開店に尽力し、店長を務める。1983年、この店舗を(株)サンランドリーから買い取り『レジュイール』として独立。
【読んだ理由】
新聞の書評を見て。
【印象に残った一行】
滅私奉公なんていう言葉がありますが、私はナンセンスだと思っています。
会社のため、上司のため、という理由で働き続けられるはずもない。
自分のために働いて成果を得ると、喜びが生まれ、自信にもなります。
次への活力も生まれます。
その結果、会社全体に利益を及ぼす、それが組織というものではないでしょうか。
商売というのは、お客様あってこそ初めて成り立つのですから。
曲げてはいけない主義とは、お客様に向けられるものではないはずです。
私でいえば、
「仕事には絶対に手を抜かない」
「お客様が望む以上の仕上がりにする」
ことこそが、徹底するべき主義です。
人間の本物の”真”は、絶対に人の心を打つのだと思いますね。
【コメント】
素晴らしき職人技、魂に感服しました。