![]() | あらゆる就職情報は操作されている~ブラック企業が仕掛ける就活のワナ~ (扶桑社新書) |
クリエーター情報なし | |
扶桑社 |
【一口紹介】
◆内容紹介◆
大卒者の内定率が低迷している原因、就活生が大企業志向なわけ、若者がせっかく入社してもすぐに辞めてしまう理由を、既存の「就活本」が述べる文部科学省、大学、学生、企業人事部以外の第五のファクターの視点から、本書は論じます。
これまでまったく語られることがなかった、「就職情報会社による、採用ウェブサイトや入社案内など『採用広告』を使っての情報操作」にフォーカスし、これが内定難民を生む大きな要因であることを徹底解説。
就職情報会社とそのクライアントである企業人事部が結託して就職情報をいかにして捏造しているのか、そのブラックぶりを暴きます。
かつて大手就職情報会社に勤務しそのカラクリを熟知している著者が、豊富な知識と経験を活かし、取材で得た現場の生の声も交えて構成。
さらに、『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』でブレイク中のマンガ家ichidaが書き下ろした、就活の現場をシニカルに嗤うマンガも5偏収録! 就活生はもちろん、その親、企業の採用担当者、大学キャリアセンター職員、そしてかつて就活生だったすべての人を括目させる一冊です。
●第1章 就活生残酷物語
・厚労省発表の内定率93.6%のウソを検証
・親の見栄や認識不足がさらにミスマッチを助長する
●第2章 知られざるビジネス「就職情報会社」という業界と就活 本の真実
・採用広告制作の舞台裏
・学生視点ではなくクライアントの顔色を伺う営業
●第3章 ブラック採用を助長するやり口
・契約金次第でブラック企業を優良企業に見せるカラクリ
・人気企業ランキングは、なぜ発表する会社によって違うのか?
●第4章 実録・罠にハマった就活生―こうして私は騙された―
・騙されたケースを生の声で紹介
●第5章 就活都市伝説を検証する
●第6章 「採用広告」からブラック企業を見抜くテクニック……etc.
◆内容(「BOOK」データベースより)◆
苦しすぎる就活→やっともらえた内定先はブラック企業→心身疲労で退職…雇用のミスマッチの元凶は就職情報にあった!企業の採用広告も内定率も人気ランキングも就職情報はウソばっかり!元大手就職情報会社の社員がブラックな内幕を完全暴露。
◆著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)◆
恵比須/半蔵
東京都出身。大手就職情報会社などを経て、就職アドバイザーに。独特の視点から求人広告・採用広告評論家としても活躍中。別ペンネームで、海外生活アドバイスに関する書籍の出版にも携わる
【読んだ理由】
仕事柄題名にひかれて。
【印象に残った一行】
就職情報会社は企業人事部の下請けとなり、「採用広告」をつくって就職情報を操作している。これこそが就活生と採用企業側や仕事のミスマッチを生んでいる大きな要因なのである。これまで全く語られることはなかったが
就活生が無料で入手できる就職情報は、すでに就職情報会社によって手が加えられた広告に過ぎないのだ。
【コメント】
著者自身がその大手就職情報会社に在籍していたにもかかわらず、よく言うねという本。ペンネームもふざけているがこれでFB、ふざけている。