![]() | アドラー心理学入門―よりよい人間関係のために (ベスト新書) |
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◆内容(「BOOK」データベースより)◆
日本ではフロイトやユングの名前はよく知られていますが、同じ時代に生きたオーストリアの精神科医であるアルフレッド・アドラーの名前はあまり知られていません。
本書ではアドラー心理学の見地から、どうすれば幸福に生きることができるかという古くからの問いにアドラーがどのように答えようとしているかを明らかにし、どのように生きていけばいいのかという指針を示しました。
◆内容(「MARC」データベースより)◆
アドラー心理学の見地から、どうすれば幸福に生きることができるかという古くからの問いにアドラーがどのように答えようとしているのかを明らかにし、どのように生きていけばいいのかという指針を示す。
【読んだ理由】
引き続きアドラー本。
【印象に残った一行】
ところが誰の課題かがわからないほど課題が混同されているのが現状ですら、もつれた糸をほぐすように、これは誰の課題、これは誰の課題というふうに課題をきちんと分けていかなければ。これを『課題の分離』といいます。
頼まれもしないのにこちらが勝手に判断して、相手は助けを必要としているのであろうと考えて手出し口出しをしないということです。
対等の横の関係になって初めて援助し、協力し、勇気づけることは可能なのであって、それ以外の対人関係おいて援助するこてゃ不可能なことです。頼まれもしないのに口出し、手出しをすることは自分の優越感を満足させるだけの行動であって、相手を対等の存在とは見ていないのです。
ですから、一度、これまでのことはすべて水に流し、今日私はこの人と初めて会うのだと思ってみるのです。(中略)そうすれば過去はもうないわけです。
【コメント】
かなり頭の中で「アドラー心理学」たるものが、「自己受容」「他者信頼「他者貢献」などの、独特の言葉使いとともに整理されてきた。