池上彰と考える、仏教って何ですか? | |
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飛鳥新社 |
【一口紹介】
◆内容紹介◆
仏教の誕生、日本への伝来から、葬式や戒名の意味、新興宗教までーー。
仏教にまつわる疑問、基礎知識について池上 彰がわかりやすく解説。
さらに、チベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ法王とインド・ダラムサラで対談、
仏教の原点について聞く。それらを通して仏教とはどういう教えなのか考える。
私たち日本人は、現実に仏教的な世界観の中で生きて、死んでいくのです。
その世界観を知ることは、自らのアイデンティティを再確認し、
心穏やかに生きるための大きな力になるのではないでしょうか?
仏教を知ることは己を知ること。
そして、日本を知ることです。(池上 彰)
◆内容(「BOOK」データベースより)◆
仏教の誕生、日本への伝来から、葬式や戒名の意味、新興宗教まで―。仏教にまつわる疑問をわかりやすく解説。
【読んだ理由】
不明。
【印象に残った一行】
諸行無常とともに仏教の基礎となるのが「諸法無我」。すなわち私というものに実体はないということです。
チベットの高僧、タムトク・リンポチェに聞く
「死に直面したとき、役に立つのは何でしょう?
自分がそれまでよい行いをしてきたという事実です。正しい実践をしてきたという自身が、死に直面したときに大きな意味をもちます。私たちが死に直面するまでに注意すべきことは、正しい行いをするよう自分を方向付けていくことです。
普段私たちは、自分自身の身体を、所有する財産を、あるいは親しい人たち、友人、家族を非常に大切にいています。皆さんもそうですよね?しかし、死に直面したときには、いずれもまったく役に立ちません。
死に直面したとき、私たち自身の心の中に満足感があれば、他の生きとし生けるものに対するやさしさと思いやりがあれば、あるいは、他の人たちの役に立ちたいという利他の心があれば、私たちの死は確実に安らかのものになります。
つまり、悪い行いを一切しないように努力し、できる限りよい行いをして功徳を積んでいれば、非常に安らかな心持で死を迎えることができます。」
「大切なのはこれからです。
これからの人生をできるだけ注意深く送ることです。他の人たちの役に立ちたいという思いで、やさしさや思いやりをもって接することによって自分自身の心を安らかな状態に近づけることができるでしょう。
自分が今までいてしまった間違った行いをできるだけ清めていきます。告白し、懺悔し、正しい行いをすることで、過去の間違った行いを浄化することができるのです。こうした姿勢でこれからの人生を送れば、死に直面したとき、大いに役立つと私は思います。
死に直面したとき、それを恐れるのか、何の不安もなく迎えられるのかは、皆さんご自身の手中にあるのです」
【コメント】
池上彰氏の名前にひかれ読んだのだが・・・。
何だこれは?
ちょっとした観点から分かりやすい解説の、
池上彰氏のファンです。。。
この方の手にかかりますと、
仏教は、どこから紐解いていくのでしょうか。
ご本のご紹介をありがとうございます。
天気予報の通り、雨が降り出しまして、
いちだんと寒くなってきました~。。。
こうしてご紹介したのですが、私としては期待外れでした。
一度図書館ででも目を通されたらと思います。
今朝は天気予報に反して上天気です。
良かったです。