日本男道記

ある日本男子の生き様

二十一世紀に生きる君たちへ

2007年01月17日 | 読書日記
二十一世紀に生きる君たちへ

世界文化社

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【一口紹介】
■出版社/著者からの内容紹介■
司馬遼太郎が未来を創造する子どもたちに贈る心のメッセージ。
司馬遼太郎の子ども向け作品「21世紀を生きる君たちへ」をビジュアル化。
21世紀を迎えた日本人のすべてに語りかける心のメッセージ。
むだのない、考え抜かれた名文が私たちの感動をよび起こします。

テレビで紹介され、今、話題の書籍『二十一世紀に生きる君たちへ』。
「子どもは何をしなくてはならないのか?」「人は何のために生きるのか?」
その答えを、司馬遼太郎が21世紀に生きる子どもたちに語りかけます。

■内容(「MARC」データベースより)■
小学校国語教科書に収められた「二十一世紀に生きる君たちへ」「洪庵のたいまつ」を収録。
子どもは何をしなくてはならないのか? 人は何のために生きるのか?
その答えが司馬遼太郎の肉声で聞こえてくる。

【読んだ理由】
司馬遼太郎氏が小学生向けに書いた本ということで興味をそそられた。

【印象に残った一行】
『もう一度くり返そう。さきに私は自己を確立せよ、と言った。
自分に厳しく、相手にやさしく、とも言った。
いたわりという言葉も使った。それらを訓練せよ、とも言った。
それらを訓練することで、自己が確立されていくのである。
そして、”たのもしい君たち”になっていくのである。
以上のことは、いつの時代になっても、人間が生きていくうえで、欠かすことのできない心がまえというものである。
君たち。君たちにはつねに晴れあがった空のように、たかだかとした心を持たねばならない。』

『洪庵は、自分自身と弟子たちへのいましめとして、十二か条よりなる訓かいを書いた。その第一条の意味は、次のようでまことにきびしい。「医者がこの世で生活しているのは、人のためであって自分のためではない。決して有名になろうと思うな。また利益を追おうとするな。ただただ自分をすてよ。そして人を救うことだけを考えよ。」』

【コメント】
私も、人生種々あるが、常に、晴れあがった空のように、たかだかとした心を持って生きよう。
 



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