一部引用・・・
どの情報が正しく、どの情報が間違っているのかを判断するのがとてもむずかしい時代になっている。ツイッターやウェブメディアなどインターネットの情報はもともと玉石混交だし、では新聞やテレビを信用できるのかというと、福島第一原発事故から新型コロナ禍にいたる間に、完全に信頼は失墜してしまったと私は受け止めている。
では専門家の意見なら信じられるのか。しかしこれも確実ではない。「専門家」と呼ばれていても、怪しげなことを言う人が少なくないからだ。たとえばコロナ禍では、たくさんの医師や研究者がテレビのワイドショーに出演したり、ツイッターで発言したりしている。「医師が感染症について語ってるのだから信頼できるだろう」と多くの人は思ったし、私も初期は漠然とそう思っていたが、実はそうでもなさそうだというのは、2020年春に緊急事態宣言が出るぐらいのころからだんだんわかってきた。全文。
コロナを語る「専門家」、信頼できる人とできない人……どう見極めればよいのだろう - 佐々木 俊尚 #BLOGOS https://t.co/ZMA157rlyh
— achikochitei (@achikochitei1) February 4, 2021
2021年2月4日 6時00分 御神渡りの出現は厳しいとして「明けの海」を宣言した宮坂宮司(中央)と氏子総代ら
諏訪湖の御神渡り(御渡り)の判定と神事をつかさどる八剱神社(諏訪市小和田)は3日朝、今季は御神渡りの出現が難しいとして「明けの海」を宣言した。2018年以来3季ぶりの御神渡り出現には至らず、平成以降24回目の明けの海となった。宮坂清宮司(70)は「先人の積み重ねが578年の伝統をつくっている。観察の記録を大切にし、次につなげていきたい」と話し、合同の観察を締めくくった。
諏訪市豊田の舟渡川河口近くで行った観察には、総代16人が集まった。気温は氷点下1.2度、水温は2.9度だった。湖面は小さく波打ち、水鳥が泳いだ後には波紋が広がっていた。
1月5日の「小寒」からスタートした観察前半は寒い日が続き、13日には全面結氷した。観察総代として有賀峠から確認した笠原清一さん(63)=同市渋崎=は、「(御神渡りが)できちゃうかなと思って、ワクワクした」と当日の印象を語った。
氷がせり上がるには、湖面が全面結氷し、氷点下10度近くまで冷え込む日が2、3日ほど続くのが目安とされる。
寒気の到来が予報された「大寒」の20日は、強風で氷が砕け、逆に結氷範囲は狭くなった。宮坂宮司は「全面結氷した湖の美しさ、豊かさを感じた一方で、荒波によって一晩で氷が砕け、自然の恐れも感じた」と振り返った。
翌21日、再び氷が湖面を覆い、ほぼ全面結氷したものの、気温上昇に加えて風雨にさらされ、27日には大半の氷がなくなった。3年の任期を終える宮坂平馬大総代(67)=同市高島=は「地球温暖化の影響が諏訪湖にも現れている。生活を見直して、毎年御神渡りができるような姿に戻していかなければ」と話した。
今後は、今季の結果を記した「御渡注進状」を作成し、21日に諏訪大社に奉告する。
長野地方気象台によると、御神渡りが最後に出現した18年1月の平均気温は氷点下1.3だったが、今年は氷点下0.3度。特に下旬は18年が氷点下2.9度で、今年は1.3度だった。
総代の宮坂光敏さん(63)=同市小和田南=は、1946年以降の御神渡りが発生した冬の平均気温を気象庁のデータを使って調べ、出現確率を計算した。宮坂さんは「平均気温が0.1度で5割、氷点下0.4度で7割程度発生している」と話し、「確率はあくまで目安だが、来年以降も調べていきたい」と話していた。