番組タイトル | チャンネル・日時 | 内容(詳細はクリック) | |
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あの日 あのとき あの番組「半藤一利さんをしのんで」 | (NHK総合1・東京) 2月11日(木) 午後2:00~午後2:50(50分) |
「日本のいちばん長い日」など多くのノンフィクション作品を発表してきた作家の半藤一利さんが亡くなった。NHKに残されたインタビューなどから生前をしのぶ。 > |
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あの日 あのとき あの番組「東日本大震災から10年 被災地の若者たちはいま!」 | (NHK総合1・東京) 2月14日(日) 午後1:50~午後3:00(70分) |
過去の名作から今を見つめる「あの日あのときあの番組~NHKアーカイブス~」。 2017年放送「15歳、故郷への旅~福島の子どもたちの一時帰宅~」をお送りします。 > |
2021年2月11日 6時00分 国道20号諏訪バイパスについて、金子諏訪市長(左)に対し、日本酒造りに欠かせない水への懸念を伝える宮坂醸造の宮坂社長(左から2人目)
諏訪市内の酒造5社でつくる「諏訪五蔵」は10日、国土交通省長野国道事務所が事業化を目指す国道20号諏訪バイパスに対する要望書を諏訪市に提出した。宮坂醸造社長の宮坂直孝さん(64)が代表し、金子ゆかり市長に要望書を手渡した。良質な日本酒造りの生命線ともいえる仕込み水への影響を懸念し、詳細な科学的調査の実施と十分な説明を事業者である国や県側に求めるよう要望した。
諏訪五蔵の仕込み水は霧ケ峰が水源で、標高1000メートル周辺から流れ下る伏流水が酒蔵の井戸に注がれるとされている。諏訪バイパスの建設計画では、諏訪市四賀から諏訪湖東側の山沿いを通って下諏訪町東町に至る4車線、延長10.3キロの約8割がトンネルになる。宮坂さんはトンネル工事で発生する可能性がある出水事故について言及し、「貴重な仕込み水の水量、水質に影響が出るのでは」と懸念を伝えた。
宮坂さんはまた、これまでに行われた都市計画変更に向けた説明会では「環境に関する説明がほとんどされてない」と指摘し、今後行われる環境影響評価の説明会では「水への懸念が払拭されるような説明を」と求めた。工事を進める際には事前に詳細な調査を行い、地下水への影響を極小化するルート、工法の採用を要望した。
金子市長は「水への心配は承知しており、市としても国、県に対して格段の配慮をお願いしている。分かりやすい説明は大事なこと。皆さんの気持ちを受け止めながら取り組んでいきたい」と語った。要望書提出後、宮坂さんは「水や環境への配慮や慎重に進める旨の考えを聞くことができ、まずは一安心。今後の事業者側の水、環境に対する説明に注目したい」と話していた。
配信
放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は10日、架空データが含まれた一連の世論調査結果を放送したフジテレビのニュース報道について「重大な放送倫理違反があった」との見解を示した。 フジテレビは昨年6月にFNN(フジニュースネットワーク)と産経新聞が合同で行う世論調査において、調査業務契約先による一部データの不正入力があったと発表。直ちに世論調査を中止し、不正が行われていた期間の放送と記事を取り消した。
この問題を受け、BPOでは昨年8月に「データの一部が架空入力された世論調査結果を基にした放送が合計18回にわたり行われた」として審議入りを発表していた。
フジテレビと産経新聞は今年1月15日、外部専門家を含めた調査チームによる調査の結果を発表。不正入力は19年5月から昨年5月まで14回すべてで行われ、合わせて1万4636サンプルのうち、12・9%にあたる1886件が不正データであることが確認された。複数の調査会社関係者や世論調査に詳しい専門家などへのヒアリングを重ねたうえで、不正防止策を策定し、世論調査を1月中に再開された。 委員会は今回の件について「2020年8月の委員会において、誤った世論調査の結果が合計18回にわたり放送されたことや、調査を委託した会社が不正の行われた調査会社へ再委託した経緯自体をフジテレビが把握していなかったなどのチェック体制の不備を踏まえ、合計18回の放送について放送倫理違反の疑いがあるとして審議入りを決め、議論を続けてきた」と経緯を説明。「本件放送は世論調査の業務を委託先の調査会社に任せたままにし、架空データが含まれた世論調査結果を1年余りにわたり報じたもので、市民の信頼を大きく裏切り、他の報道機関による世論調査の信頼性に影響を及ぼしたことも否めないとして、本件放送には重大な放送倫理違反があったと判断した」とコメントした。