東京・青山にある根津美術館が、3年半のリニューアル期間を置いて、10月7日に新・根津美術館として開館しました。
雨と風が台風の兆しを示している中、途切れない入場者の一人になりました。
建築家・隈研吾の設計による美術館は、機能的でありながら、ゆったりと心地よい空間を作っていました。
疲れることなく集中できるレイアウトと展示方法は,明らかに他の美術館とは違います。
手ぶれがありますが、世界屈指の青銅器コレクションの一部です。
これを作った職人群が今から3700年ほど前の完成時に、我が作品をほれぼれと見ほれた姿が目の前に浮かんでくるような気がしました。
今でこそ南青山は都会の真ん中ですが、明治・大正の頃は斉藤茂吉の青山脳病院が開院していたような東京市の郊外だったようです。
美術館がある場所は山梨県出身の実業家、根津嘉一郎の屋敷跡です。傘を借りて庭園を歩きましたが、相当なスケールの日本庭園なのに驚きました。
その俳句が作者から離れて鑑賞されうるかどうか。 読んでみると、「俳句レッスン1から10」という項目もあったが、内容は俳諧の発句が子規により現代の俳句に姿を変じていった日本の俳句史を鳥瞰した内容が主だった。 「俳壇史」ではなく明治以降現代までの「俳句史」そのもののコンテンツはユニークで、これはこれで面白く有益だった。 「俳句は平易に愉しむもの。仲間といっしょに笑うもの。不真面目に遊んですますもの。モーロク程度がいいんです。」 中塚一碧楼が主宰した結社雑誌「海紅」についても記述があり嬉しかった。中塚一碧楼(click) |
☆柳田邦男さん(ノンフィクション作家)の読み
「海女は裸で海に入るけど、通り過ぎる時雨のなかでもどうせ海で濡れてしまうからといい加減にしないで、海に入るまではしっかり身だしなみを整えるという一句です。」
☆従来一般に言われてきた読み
入門を請いに瓢水の庵を訪ねた一人の修行僧。
そこで目にしたのは、「風邪気味で町まで薬を買いに行っている」という置き手紙。
と思いながら、瓢水の帰りを待ち、その思いをそのまま瓢水に投げかける。
そこで瓢水が詠んだのがこの句と言われている。
海女はやがて海に潜り水に濡れる。しかし時雨は身体を冷やす、せめて浜までは身体を冷やすまいと蓑を着て身を厭うではないか。
風邪気味で薬を求めるこの瓢水を意気地の無いと責めるなら責めるがよい、しかしこの瓢水の身体も仏に成る身、せめてその時まで大切に大切にしていきたい。
♪なるほど作者の人間を離れて、俳句そのものが一人歩きして読む人それぞれに解釈をゆだねる。世に残る句とはそういうものかと思った。
炭を焼きそこの残雪をこりこりたべる男
山独活を取るこゝから残雪の山を見る
畑あり にちにち乾く 朴の花咲き
初夏旅から戻り灯が奥深くわが家
芝焼ける土手幅大きな牛が居る
祖父「岱風」が所属していた中塚一碧楼師主宰の「海紅社」は、現在中塚唯人師が引き継いでおられます。 「海紅」HPの連絡アドレスに、一碧楼師の句碑(下諏訪・水月公園)に関する岱風の俳句を送信したところ、中塚唯人師からメールを頂戴しました。 『海紅の社主をしております中塚唯人と申します。調べましたら一碧楼は昭和17年12月12日に諏訪錬成句会を桔梗屋旅館で行っています。その際、 どてらで歩く朝の温泉町霧が深くて 岱 風 と言う句も見られます。 水月公園の句碑は 夏めくこころあり水平なれば家郷のごとし 一碧楼 で、実は昭和41年に私が子供の頃除幕をし、三年ほど前でしたか久しぶりに訪れました。 先師の想い出は多々ありますが、海紅は千五十号を超え今だ健在です。 そんな想い出があり、ご教授誠に有難う御座いました。 海紅社 中塚唯人拝 ☆中塚様、ご懇切なご返信ありがとうございました。 ☆海紅社のHPはこちらです、アクセスしてみてください。 |
いずれも画像をクリックすると本文のサイトに飛びます。
コロナ禍、ウクライナ侵攻、気候変動で急増するアフリカの飢餓人口。WFP・JICA専門家が考える、これからの食料安全保障 https://t.co/toh0qWjvBl #ニューズウィーク日本版 @Newsweek_JAPANより
— 阿智胡地亭 辛好 (@achikochitei2) October 7, 2022
「俺の車に乗れ」KKK本部で白頭巾を被ったメンバーに取り囲まれ…日本人女性記者が目の当たりにした“過酷な現実”
— 阿智胡地亭 辛好 (@achikochitei2) October 7, 2022
横田増生が『アメリカ 分断の淵をゆく』(國枝すみれ 著)を読む #週刊文春 #文春オンライン https://t.co/10uQYW9JK5
統一教会の「恫喝」に耐えた鈴木エイトの闘い #東洋経済オンライン @Toyokeizai https://t.co/xTS4ydcjbG
— 阿智胡地亭 辛好 (@achikochitei2) October 7, 2022
「面接では“霊感ありますか?”と聞かれるけど…」元葬儀屋社員が語る、ご遺体よりも“耐えられなかったモノ” #文春オンライン https://t.co/5e7OS0gRDe
— 阿智胡地亭 辛好 (@achikochitei2) October 7, 2022
米司法省、トランプ氏に機密指定の全文書返却求める 弁護士らに呼び掛け https://t.co/rwExaNaezc @cnn_co_jpより
— 阿智胡地亭 辛好 (@achikochitei2) October 7, 2022
発生時期は2030年代が濃厚、経済被害は東日本大震災の10倍超…京大名誉教授が明かした“南海トラフ巨大地震”について現時点でわかっていること
— 阿智胡地亭 辛好 (@achikochitei2) October 7, 2022
『揺れる大地を賢く生きる 京大地球科学教授の最終講義』より #1 #文春オンライン https://t.co/3QQUcyVkLy
細田議長、旧統一教会で追加説明も再び会見なし 問われる資質 | 毎日新聞 https://t.co/5vHBVri5L7
— 阿智胡地亭 辛好 (@achikochitei2) October 7, 2022
元2世信者が会見中に涙 旧統一教会側が中止要請、両親の名もhttps://t.co/pW0yKLFKy5
— 朝日新聞デジタル (@asahicom) October 8, 2022
「被害者や子どもの権利が守られる国であってほしい」と訴えた元2世信者の20代女性。
会見中、教団側が女性の会見をやめるよう求める要請文を特派員協会に送っていたことが明かされました。
元カルト2世信者の声聞けば、教団は宗教法人法で解散させるしかない
— 望月衣塑子 (@ISOKO_MOCHIZUKI) October 7, 2022
元2世信者、統一教会の会見中止要求に耐えて涙の訴え「どちらが悪なのか」
「夫と出会い4年ずっと支えてくれた。普通の人なら、自分と結婚したくないと思う。どんな症状ても見捨てずに信じてくれた」https://t.co/9keGFDHwjH https://t.co/kSIqATROuJ
日本軍の工兵隊が王宮の門を爆破したり乗り越えたりして内部に侵入し王妃を殺害するという壮絶な事件です。日本は朝鮮を侵略していないあれは併合だ…、などと言い切る前に知るべき事件のひとつでしょう。 https://t.co/YYVqDITJcm
— 清水 潔 (@NOSUKE0607) October 8, 2022
女性を都合よく利用する「ムラ社会」、北陸の保守王国・石川を描く…映画『裸のムラ』五百旗頭幸男監督の視点|弁護士ドットコムニュース https://t.co/7KDg8ylZYP @bengo4topicsから「石川県議会を初めて見たときの違和感」「寝ている議員もいれば、後ろを向いて雑談をしている議員も」
— ラプラス999 (@laplaces9) October 7, 2022
石川県の政界では森喜朗元首相が長らく影響力をもってきた。五百旗頭監督は「『女性がたくさん入る理事会は時間がかかる』と話すような森さんがなぜ、日本だと首相になれたのか。それを解き明かせれば」と映画製作の狙いhttps://t.co/dLaYefpchT
— UEU-BI (@6211west) October 7, 2022