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佐藤さんとは1966 年の4月に、当時大阪の淀屋橋にあった本社の入社式で出会ってからの付き合いだから
既に56年を閲したことになる。佐藤さんは四国の工場の独身寮の時代に同期入社の生田さんから絵画の道に誘われたそうだ。
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2018年6月18日のアカデミー展掲載エントリー
会場は御徒町駅南口を出るとすぐのMontBellの4階だった。
友人の佐藤君の作品。小品だが存在感を放っていて気持ちが鎮まる版画だった。
作家と作品
作品の完成までのプロセスや使用された技法や団体の歴史などの解説を伺った。特に毎週見ているNHKの日曜美術館で前に放映された
英国のダイアナ妃の執務室に飾られていた日本の木版画の作家がこの団体の創設者だという話には驚いた。
帰りは一駅秋葉原駅まで歩いた。AKB48劇場の前はかなりの人で賑わっていた。
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ダイアナ妃の執務室には吉田博の版画が飾られていた。
吉田博の作品
吉田 博は、もともと水彩画・油彩画の画家でアメリカではある程度成功をおさめていましたが、49歳で木版画の道へ進みます。
その作風は、水面に写る船の影のゆらめき、山頂に朝日があたる一瞬の光、水の流れや光のうつろいなど、驚くほど繊細に表しています。
吉田 博の版画の特色として、平均30版以上といわれる多色刷り、細部での亜鉛凸版の使用、大判木版画などがあげられます。
なかでも帆船シリーズに代表される、同じ版木を用いて色を替えて刷る時間や気候の変化を表した同版色替の技法は大きな特色のひとつです。
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