阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

02月24日に目に留まったSNS・メディアの記事

2023年02月25日 | SNS・既存メディアからの引用記事

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新中川橋から旧中川を見たら 鴨がかなりの数泳いでいた。

2023年02月24日 | 東京あちこち

2023-02-23旧中川の鴨新中川橋から1

旧中川の鴨2

 

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ドバイと言う大都市建設に、忘れられた小さな検討項目が一つだけあった!!   10年前の今日 2013年2月24日の本ブログに掲載

2023年02月24日 | 「過去の非日乗&Shot日乗」リターンズ

これが現代のアラブ社会だ!!

ドバイと言う街の素晴らしく斬新な建築物群のことはよく知られている。ところがどのビルにも汚水を流す下水配管がついていないのだ。
下の2分の動画に糞尿運搬トラックの長い列が出てくるが、列の先頭までは行きつかないほどの数だ。
 ドバイの連中は一体何を考えていたのだろう? 
猛烈な量の汚水が新しい超高層ビル群から排出される。しかしそれを処理する下水配管が無いのだ。
  ラクダだけがどうすればいいか知っている?!
大都市ドバイでは、ビルの全部に汚水処理システムはついていない。だから汚水はタンクローリーで運ぶしかない。
タンクの中身を捨てる順番待ちをしているトラックの数の多いこと。何日も待つしかない。
 こんな超高層ビルの都市計画をする時には、トイレの汚水処理システムを事前に計画するものだと誰でも考えるだろう。
ドバイの驚くような美しいビル群には、よく計画が練られた下水処理システムが設置されていると思うのが当たり前だ。

    しかし現実は全く違う!!



ドバイのスカイスクレーパーは凄い!












◎阿智胡地亭から:
 この興味深い記事と動画は船橋社中の社主さんから教示いただきました。そして何故下水処理設備がないかについては、
磯のすーさんから、下水処理には大量の水が必要なので、砂漠の街ドバイでは下水処理システムは使えないのではないか
という考えが示唆されました。ドバイの都市建設はアラブ人が大金を出して欧米や日本のコンサルタント会社を起用して
作られました。この記事はアラブ社会をおちょくっている書き方ですが、ドバイの街はアラブ人だけが作ったわけではありません。
 

参考情報

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世間は名もない達人であふれている  加古川、無職、女、90

2023年02月24日 | 「過去の非日乗&Shot日乗」リターンズ
 
2010年12月10日(金)「阿智胡地亭の非日乗」掲載


歯医者さんの待合室で、見覚えのある人に出会って。じっと顔見てたら、娘が幼稚園の時の友達のお母さんでした。

55年ぶり。髪も容貌も変わっていたけど、目元が昔と一緒。当時、発表会で使うはかまを縫ってあげたお母さんですわ。

あの頃はみんなが貧しい時代で一生懸命やったから子供を虐待する親なんぞいなかったですわね。

人間、生まれる時も一人、死ぬ時も一人を痛感するこの頃。

主人も、私が朝食を作る間に逝き、義父も、晩酌の熱燗を待つ間に逝って、誰も居合わせんかった。

 私も一人で結構。   そのときが来るまで、いつも通り過ごそう思てます。

(加古川、無職、女、90)

神戸新聞夕刊2010/12/9附「イイミミ」欄から引用。

♪一読、胸にぐっと来ました。死ぬまで自分は、この人の域にはとうてい達することは出来ないだろうなと思いました。

そして娑婆には無名ながら、こんな人生の達人があちこちで生きてはるんやろなと思いました。

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02月23日に目に留まったSNS・メディアの記事

2023年02月24日 | SNS・既存メディアからの引用記事

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「元カレの遺言状」という『このミステリーがすごい!大賞』を取った小説を図書館で借りて読んでみた。

2023年02月23日 | 乱読は楽しい

こんな大賞clickがあることも 賞金額が1200万円であることもこの小説clickを読むまで知らなかった。

  作者が一年だけだがプロ雀士だったことと、弁護士であるという経歴を知ってそれに興味を持ったので借り出した。

ミステリー小説は若いころ「ハヤカワ・ミステリマガジン」clickを毎月買って読んでいたが 最近はもう長く読んだことはない。

読みだしたのはいいが 登場人物が生きている世界に感情移入ができない。この小説の世界になかなか感覚がついていけない。

なんか別の時代の、別の国のそらぞらしい話のように思えて、三分の一ほどで読むのを止めた。

  図書館に返す期限が近付いて来た時に 返す前にもう一度パラパラっと続きに目を通してみた。

すると話の運びの旨さや謎解きの面白さが急にわいてきてそれからは一気呵成に最後まで読んでしまった。

なるほど確かに読ませる構成力と内容があった。

 たまには 手を出さない本の分野に入るのも頭のクリーニングにはいいのかもしれない。

 「新川帆立」という宮崎県出身の作者は いまアメリカ在住だという。

彼女が念願の息の長いプロの小説家になれるかどうかは 私には登場人物の呼吸や感情の動きがよりわかる描写が欲しい。 

彼女自身も他者の書いたいろんなジャンルの本をもっと読んでいけば、もう一冊「売れる本」が書ける人だと思う。

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記事の見出し(ヘッドライン)のつけ方で 一般国民のイメージ操作する大手マスコミ・テレビ

2023年02月23日 | 「過去の非日乗&Shot日乗」リターンズ
2010年12月08日(水)「阿智胡地亭の非日乗」掲載
 

♪ウィキリークスの創始者であるアサンジ氏が英国の警察に出頭し拘束された。事前に本人が出頭すると予告していた通りの予定の行動だった。

ネットの「くらべる一面」で朝日、日経、読売の本件に関するヘッドラインを見るとすべて「アサンジ氏逮捕」と、逮捕という言葉が使われており、

正確な報道は以下のように毎日新聞社だけだった。

「ウィキリークス:創設者アサンジ氏を拘束 英で出頭

 【ロンドン笠原敏彦、カイロ和田浩明】英警察当局は7日、スウェーデンでの性犯罪容疑で国際指名手配されていた内部告発サイト「ウィキリークス」の創設者、

ジュリアン・アサンジ氏(39)をロンドンで拘束した。弁護士が交渉した結果、同氏が出頭した。裁判所は保釈を認めなかった。

同氏側はスウェーデンへの身柄引き渡しを阻止する法廷闘争を行う意思を示した。

 容疑は、同国の女性2人の訴えによる「強姦(ごうかん)」など。スウェーデン当局は同容疑での事情聴取を求めている。

アサンジ氏は「同意の上」での行為だったと否認している。アサンジ氏の弁護士は逮捕請求は「政治的行為」と批判。米国への身柄引き渡しにつながる可能性を指摘している。

 アサンジ氏は米公電暴露への国際的な圧力が強まる中、最近は英南部に潜行していた。英警察は6日にスウェーデンから正式な逮捕状を受け取っていた。

 次の審理は14日に始まる。欧州連合(EU)のルールで、加盟国は指名手配の容疑者を拘束した場合、90日以内に当事国へ引き渡す義務がある。

 一方、スイスに移ったウィキリークスのサイトは7日も稼働し米公電を新たに45件(6日分)公開した。同サイトのスポークスマンは「逮捕は報道の自由の侵害だ。

公電公開を続ける」としている。

 ◇25万件暴露も示唆

 アサンジ氏拘束で焦点になるのが、同氏らが世界に配布した未公開ファイルだ。米メディアによると、この中には未公開の米公電約25万件のほか、

金融危機の際の銀行救済に関する秘密情報や米軍による民間人空爆などの映像も含まれているとされる。

また、普天間問題で揺れた09年の在東京米大使館公電も含まれる可能性がある。これらは高度な暗号化処理を受けており、内容を見るにはパスワードが必要。

アサンジ氏は「我々に何かあれば内容を解凍・公開する鍵が送られる」と語っている。米政府などは今後、自動公開を警戒せざるを得ない事態も想定される。

 ファイルは11月26日、「歴史の保険をダウンロードする時」と題したウィキリークスのツイッター(簡易ブログ)に関連サイトが明示された。

 アサンジ氏は今月3日、英紙で「公電は暗号化ファイルにして10万人以上に送った」と述べた。ただ、同氏はどんな事態で公開するのか具体的には言及していない。」

♪NHKニュースも同じく「逮捕」という用語を使い、「クローズアップ現代」の終わりにあらためて、逮捕報道だけを別枠で行った。

この報道ぶりをみると、記者クラブメディアはある範囲の事実は書いているが、自ら出頭したという真実を見出しに表現することを避けている。

つまり微妙な情報操作を「見出し」からすでに行っている。

これ一つ見ても、記者クラブメディアが、揃ってインターネット上の新しい情報チャンネルーネットメディアにいかに脅威を感じているかがよくわかる。

帆船は蒸気汽船が出来たとき、商業的には海運業では敗北した。

しかし帆船そのものがなくなることはなかった。

新聞やテレビもメディアとしてはなくなることはないと思う。

今もそうであるように、調査や取材を殆どしないで文化やエンターテイメントの右から左の提灯記事に大きな貢献をしていくだろう。

ただ情報メディアとしてネットメディアに敗北しつつあるだけのことだ。

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02月22日に目に留まったSNS・メディアの記事

2023年02月23日 | SNS・既存メディアからの引用記事

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昭和50年代の海外あちこち記   その13     いつかもう一度行きたい中国の街、天津と上海

2023年02月22日 | 昭和50年代の海外あちこち記

1983年(昭和58年)7月頃の体験です。


1)見られる

天津新港の郊外の港湾局の分局に行きました。

打ち合せが終わって、同行の人が図面などを片づけているので先に門の外に一人で出ました。丁度5時ごろだったのでしょう。

通勤帰りの人達の道一杯に広がった自転車の群れが、夕陽の中を長い影を引いて、大河のように一方向に向かって流れて行きます。

その人達が全員向こうの方から一点を、見つめながらペダルを漕ぎます。通りすぎても首を後ろに向けて、全員が見続けます。

はっと気がつくと、その対象はボクでした。見ているはずが、見られる対象になりほんの5、6分ですが、7、8百人の人が無言で

自分を見つめる経験は生まれてはじめてで、その後もありません。今日は珍しいものを見た?背広姿が珍しい?外国人だから?

どれも当たりのような気がします。他の国でもこんな経験はありません。あの無遠慮な視線はやはり中国人のものでしょう。

 2) お役所の接待所の宴会で。 
「鉄飯碗」とは

もう何処の街か忘れましたが地方都市で、一行が夜、お役所の接待所の宴会に招かれました。次から次へと珍しい料理が出てきます。

メインテーブルは一人置きに招宴側の人が座り、料理を取り分けてくれます。これはおいしい自分でも取ろうと思った時は、

その大きな皿はもうボーイが下げていきます。何十皿と出て、次から次へと新しい大きな皿が来て殆どの料理がちょっと手を

つけただけの状態で、どんどんどん下げられていきました。人数ではとても食べきれない量が出ました。この時の料理がまた、

中国で食べた食事では初めてのメニューが多く、一番おいしく、もっと食べたいと思ううちに終わりました。

途中手洗いに立った時、たまたま隣の部屋のドアーが開き、80人くらいの宴会をやっているのが見えました。

その部屋に我々の部屋からボーイが皿を次々持ち込んでいました。後で商社の人に聞くと、役所全員の人間が集まり、

日本から客人が来たのでその接待ということで費用を落とし、OBも呼んでみんなで飲み食いしているとのこと。

我々は体のいい名目に使われているんだと。その後、こういう事を中国語で「
鉄飯碗」といい、どれだけ食べても尽きない意味だと知りました。

日本語の「親方日の丸」と同じ意味で、まあ言えば最近の外務省のプール金での仲間内の飲み食いと同じ事でした。

中国には民間会社はなく、全員が言ってみれば役所の職員ですから、いくら北京の中央政府が綱紀粛正を叫んでも馬耳東風で、

こういう事が全土に日夜蔓延していたようです。それにしてもあの宴会の規模の盛大さは凄かった。やはりスケールが違う。

3) 上海の西洋レストラン。

上海に行った時それまで、2ヶ月も中国をうろうろしていたので中華めしにも飽きて、上海には戦前からの西洋レストランがあると

聞いたので行きました。確か「赤煉瓦亭」とかいう名前だったと思う。古い洋館でした。清潔でしたが、内装は塗装が剥げ、

カーテンも時代物でした。客はほんの数組でした。フルコースを頼みました。期待に胸を弾ませて。

最初のスープで皆こらあかんと目が言いました。第2次世界大戦が終わって、西洋人が出て行き37、8年経っており、

調味料の輸入も途絶え何とか形は西洋料理でしたが、味付けが中華風と言うか何と言うか得体の知れない食べ物でした。

最後のアイスクリームだけは抜群で皆ほっとして店を出ました。当時ほそぼそと戦前からの一族が店を続けていると聞いた

ように思いますが、今近代都市に大発展をした上海であの店がどうなったか、もう一度訪ねてみたい気がします。

ところで当時から「上海牌」上海ブランドは、中国各地製の電気品や衣服より高級イメージが、出来上がっており、

他の都市と違う扱いでした。また、今の朱首相など中央政府の幹部は、上海出身者が固めており北京という行政都市をも上海閥が牛耳っているようです。

(本稿は2000年初め頃作成)

画像は全てネットで1980年代の天津・上海として検索したもので阿智胡地亭が出張当時撮影した写真ではありません

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福田和代著「オーディンの鴉」を読みました。

2023年02月22日 | 乱読は楽しい
2010年12月06日(月)「阿智胡地亭の非日乗」掲載

内容(「BOOK」データベースより)

「私は恐ろしい」。不可解な遺書を残し、閣僚入り間近の国会議員・矢島誠一は、東京地検による家宅捜索を前に謎の自殺を遂げた。

真相を追う特捜部の湯浅と安見は、ネット上に溢れる矢島を誹謗する写真や動画、そして、決して他人が知り得るはずのない、彼の詳細な行動の記録を目にする。

匿名の人間たちによる底知れぬ悪意に戦慄を覚える二人だが、ついに彼らにも差出人不明の封筒が届きはじめる…。

スケールの大きなクライシスノベルを得意とする作者が挑んだインターネット社会の“闇”。

♪知らないうちにネット上に自分や自宅や家族の写真が流され、住所も電話番号も全部ネット上で知られる。

キャシュカードの購買記録も、自動販売機の上の防犯カメラで撮られた自分の動画もすべて流れる。

その対象になった国会議員の自殺からストーリーが始まる。

東京地検の特捜検事が主役で、YouTube、Twitter、2チャンネルなど現在のネットツールを道具に使ったこの情報犯罪小説は、

読み進むにつれなんとはない恐怖で背筋が寒くなってくる。

情報を制する者は社会を制するというフレーズが、何度も胸の中で反芻する。

これはフィクションなのだが、もしかするともう実際に個人は丸裸になっているのかも知れないと思ってしまった。

面白かった。久しぶりに読んでる小説がまだまだ終わって欲しくないと思える筆力の作家に出会った。

最終段階でのネット技術を駆使した逆転どんでん返しは胸がすく。またところどころに切れ味のいい短剣のような文章も挟まっていてドキッとする。

昨年から今年の初めに雑誌に連載されたこの小説は、海上保安官のYouTube動画流出事件や最近のWikiLeaksの情報流出を予告していたような内容だ。

また一人すぐれもののエンターテイメント作家が誕生したことを喜ぼう。

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02月21日に目に留まったSNS・メディアの記事

2023年02月22日 | SNS・既存メディアからの引用記事

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夜行った水道橋の沖縄料理店「読谷食堂」は本当においしかった。

2023年02月21日 | 食べる飲む

以前ランチタイムに入ってclick とてもおいしかった水道橋の「読谷食堂」へ夜の時間帯にも絶対行きたいと思っていたが某日ようやく実現した。

思った以上に沖縄そのものの味を出す店だった。

 まずは当然 島ラッキョウと豆腐餻(とうふよう)をオーダー

島ラッキョウのシャキシャキ感にうなる。

これもまさにとうふよう。

 海ブドウを頼んでみた。新鮮でプリプリして沖縄で食べているような感じまでした。感激の味だった。

泡盛は久米仙をオーダー。

紅イモコロッケも抜群だ

へちまの味噌煮がやさしくてうまかった。

そして最後はソーメンチャンプルで・・

ビールは勿論オリオンビールclickだ。

ふたりともに大満足だった。沖縄県人が誇りをもって郷土料理を出している店だと実感した。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 2018年の今日 2月21日の朝、トラックで神戸からの引っ越し荷物が届き、今の住まいでの東京生活が始まった。

あっという間の5年間だった。引っ越しのおかげで?(笑)後期高齢者になる2か月前にすべての断捨離が終わった。

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(諏訪湖) 5季連続「明けの海」 御神渡りの注進奉告祭            長野日報

2023年02月21日 | 諏訪便り

2023年2月19日 6時00分     しめ縄のたき上げを名残惜しそうに見つめる八剱神社の氏子総代ら 

 諏訪湖面に張った氷がせり上がる御神渡り(御渡り)の判定と神事をつかさどる八剱神社(諏訪市小和田)は18日、

今季の結果を神前に奉告する神事「注進奉告祭」を同神社で行った。

氏子総代ら約20人が参加。5季連続で御神渡りが出現しない「明けの海」になったことを奉告し、来季の出現を静かに祈った。

今季は気温の変化が大きかったが、計4回の全面結氷が見られた。しかし、風や日中の気温上昇などが影響して解氷し、1989年以降26回目の明けの海となった。

神事で宮坂清宮司(72)は今季の観察状況を振り返りながら、「寒気続かず明けの海となりて御渡りございなくそうろうなり」と読み上げた。

続いて、御神渡りが出現した際に行う「拝観式」で使う予定だったしめ縄約80本をたき上げた。宮坂宮司と氏子総代らは名残惜しそうに火を見つめ、来季の出現を願った。

宮坂宮司は「平成以降9回しか御神渡りが出現していない。人と自然の関わり方について、氷が警鐘を鳴らしているのではないかと思う。

残念な結果にはなったが、記録を後世に伝えたい」と話した。大久保一大総代(72)は「5季続けて神様が会えてないことになる。

寂しい思いをしているはずなので、来季こそ会えることを祈っている」と期待を寄せた。

奉告祭の後、結果を記した注進状を諏訪大社に奉奠した。大社を通じて宮内庁に言上、気象庁に報告される。

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ウィキリークス(WikiLeaks)による公文書の流出をどうみるか   グーテンベルグからビル・ゲイツへ  日本メディアの特異性

2023年02月21日 | 「過去の非日乗&Shot日乗」リターンズ
2010年12月03日「阿智胡地亭の非日乗」掲載
 

グーテンベルグの活版印刷技術の発明で聖書が印刷されるようになった。そのことでヨーロッパの歴史が動き出した。

それまで聖書は羊皮紙に飾り文字で一部ごとに筆写されたものしかなかった。その貴重で少数の聖書を持っている聖職者は、聖書の内容を知っていることだけで、

一般民衆と自分たちを隔てて長く特権者の地位を保っていた。
 
しかし活版印刷のために、聖書の中身は紙とインクに乗って飛躍的に広範囲に伝わり、キリスト教の聖職者の拠り所は消滅し、

彼らの影響力は相対的に落ちて、ルネッサンスの引き金になった。

ビル・ゲイツは全ての文字と画像を「1とゼロ」の二つの数字に分解して、それを世界のどこにでも誰にでも届くようなIT技術を確立してインターネット社会を作った。

中世の聖職者は、民衆に知らしめない「カミ」の情報を握っているだけで社会の高位者として存在できた。

現代の社会の高位者である、世界の国の役所のお役人様たちつまり官僚はやはり「カミ」の情報を握ってそれを、権力の基盤としていた。

しかし今やすべての公文書はデジタル化されうるし、デジタル化して保存するようにすすめられてきた。

WikiLeaksは、情報を秘匿し押さえることで「知らしむべからず寄らしむべし」を現代において実行してきた世界各国の官僚群を驚かせている。

どんな組織にも公平を求めるもの、現状の改善改革を求めるもの、そして不満分子もいる。一部の勝ち組以外高位者にはなれない、

また現状を変えられない仕組みであればあるほど、役所でも大企業でもそういう輩は増える一方だろう。

外交記録の漏洩者に対する厳罰、重罰の法制化が各国で緊急に行われても、人が人の心を持っている限り、規則でこの漏洩の動きは全面的には止められない。

WikiLeaksの活動は自分のような下々には有益なことが多いような気がするが、自分は国家のお上の一員だと思っている連中には衝撃的なことが起こったのではないだろうか。

 自動車や飛行機、原子力発電所など「社会を変えてきたのは新技術」、を真理だと思うが、IT技術の発展が、まさかここまでのことが起こすとは思わなかった。

WikipediaによるWikiLeaksはこちら

米国務省 情報管理を見直し   12月1日 15時25分 NHKwebニュースから引用。

アメリカ国務省は、内部告発された政府の機密情報などをインターネット上で公開する「ウィキリークス」がアメリカの外交文書を公表した問題で、

機密情報を取り扱うデータベースにアクセスするネットワークの1つを遮断するなど、情報管理の見直しを進めています。

この問題で、アメリカ国務省のクローリー次官補は30日の記者会見で、国務省の情報管理システムに弱点がないか見直しを進めていると説明しました。

そのうえで、クローリー次官補は「アメリカのあらゆる政府機関から国務省の公電へのアクセスを一時的に狭める措置を取った」と述べて、

先週、国務省内の機密情報を取り扱うデータベースにアクセスする複数のネットワークのうちの1つを遮断したことを明らかにしました。

一方、ゲーツ国防長官は、先に国防総省でもイラクやアフガニスタンでの軍事作戦についての機密情報がウィキリークスで公表されたことを受けて、

8月から機密情報へのアクセスの監視を強化したり、DVDなどへの記録を禁止したりするなど、再発防止策を強化していることを明らかにしました。

アメリカ政府は、省庁間の情報交換が不十分だったために同時多発テロ事件を未然に防げなかったという教訓から、

情報の共有化を進めてきましたが、ゲーツ国防長官はこの日の会見で、アフガニスタンにいる若い将校でも

米ロの核軍縮交渉に関する機密文書を見ることができるようになっていたことを明らかにし、情報の共有化に行き過ぎがあったことを認めました。

ウィキリークス創設者を国際手配 性犯罪容疑でICPO 【パリ共同】

国際刑事警察機構(ICPO)は11月30日、内部告発ウェブサイト「ウィキリークス」の創設者、ジュリアン・アサンジ氏を性犯罪の容疑で国際指名手配した。

加盟する各国、地域に身柄の拘束を要請した。

 スウェーデンの検察当局は18日、強姦などの容疑でアサンジ氏の逮捕状を請求、同国の裁判所は逮捕状を出しており、この捜査協力となる。

 アサンジ氏は容疑を否定している。

 スウェーデン当局は同様の容疑で8月にも逮捕状を取ったが、いったん取り下げ、あらためて逮捕状を請求した。

2010/12/01 13:19 【共同通信】

♪ようやく主要国間で対応策が決まったらしい。情報戦という国境なき戦争だから、複数の大国の総力戦による殲滅作戦で、WikiLeaksはいったんつぶされるだろう。

しかしモグラ叩きにしかならず、組織の名前や代表者を変えて生き延びる。

2010年12月05日(日)ウィキリークスの見方・とらえ方  日本メディアの特異性

♪ネットの記事で、日本の大手マスコミのウィキリークスの認識と見方の、世界の中での特異性を取り上げた記事を続けて二つ目にした。

バックグランドの違うそれぞれの筆者の共通性はたった一つ、この国境のない時代の「日本のジャーナリズムの現状の奇妙さ」を常に気にしていることだ。

その一つの引用開始、

「日本のマスメディアはまだインターネットをキワモノ、あるいは悪者として取り扱う視点が主流なので、「またインターネット上で暴露モノが出たよ」

「まったく困るよねぇ」的な取り扱いしかされていないが、世界のメディアではトップページを大きく飾っている。

それによると、「どこかの国のトップがよその国の悪口を言った」という品のないレベルのものから、「なに、あの世界的な事件の裏にはこんな取引が?」的なもの、

またアメリカ及びその他関係国が現在この瞬間に進めている外交やその他政策がおじゃんになってしまう、と言われるレベルまでの機密が25万点も暴露されているそうである。
 
 海外マスコミやインターネットはやっきになって先を争って解読、翻訳、解説しているのは、それが「アメリカ」の外交文書だから。

というか、だからこそ暴露されたのであるけれども、これが他国の文書であれば本国の人たちもあるいは周囲の人たちも、

「ホントかよ? うそでしょ」で煙に巻いたり巻かれたりするのだろう。それがことアメリカの、となるとみなさん頭から「信じる」ことを前提に真面目に解読を試みる。

ここにも「証拠」のが持つ、ある種の力関係が現れていると思う。
 
 ただ前述したように、日本のメディアはこの事件を「インターネットの暴露モノ」としかとらえていないのか、

あるいはその解読にやっきになることを「アメリカ政府に対して申し訳ない」と思っているのか、その報道トーンはかなり抑え気味であり、

紹介したとしても悪口話の暴露などキワモノ中心だ。今回暴露された機密の解読は世界勢力の裏地図を読み解く良いチャンスだと思うけれど、

日本はそういうところにも腰が引けている。ただ、もちろん外務省や防衛省ではきっと省内で専門チームが解読を進めているはずなので、

メディアはそちらの「発表」を待っているのかもしれない。
 
 つまり、表ではインターネットの暴露がどうのこうの、と言ってはいても、結局は同じなのだ。そこにはみんなが求める情報が確実に流れているわけで、

「申し訳ない」と言いつつもその情報を無視して「なかった」ことにはできない。

なのに、そこで日本のメディアが表向きには頬かむりして情報界の清廉居士を演じているとしたら、情報の「仲介者」としての役目を失ったことにはならないか。

ウィキリークスの「機密取得ー暴露」はたしかに既成のシステムや価値観に衝撃を与えるものだが、過去メディアはそうやって歴史を動かすための旗振り役だったのではなかったか。

それがおとなしく政府機関が解読して発表するおこぼれを待っているとしたら、残念極まりない。」

ふるまい よしこ フリーランスライター

北九州大学外国語学部中国学科卒。1987年から香港在住。近年は香港と北京を往復しつつ、

文化、芸術、庶民生活などの角度から浮かび上がる中国社会の側面をリポートしている。


 まもなくこちらのコラム「大陸の風」に全文が掲載されます。

もう一つの引用開始 

最初、ウィキリークスから在イラク米軍の機密情報が流れたとき、日本のメディアだけが世界中のそれとはまったく違った反応を示した。

米軍のイラクでの振る舞いに目を向けるのではなく、信じがたいことに、ウィキリークスの信憑性を疑い、その存在を貶め、無きものにしようとしたのだ。

〈暴露系サイト〉あたかもウィキリークスという単語が汚らわしいものであるかのように、日本のメディアは不自然な「普通名詞」を使って、ウィキリークスをそう呼んだ。

それは各国政府がこのメディアを揶揄した際に使った文言と奇しくも一緒である。

 もちろん世界中のジャーナリズムで、そうしたスタンスを取ったところは、筆者が確認できた中ではひとつもない。

疑わしきは、まず検証

それがジャーナリズムの国際的常識 

検証のため、事前にウィキリークスから情報を受け取っていたニューヨーヨータイムズ(米)、ガーディアン(英)、シュピーゲル(独)の三紙は別格としても、

世界中のあらゆるメディアが、まずはウィキリークスの漏洩情報を事実であるかどうか取材検証し、その後、なぜ米政府がそれを隠したのかと批判的に報じた。

 今回の米国務省の公電漏洩事件も同様だ。ほとんどすべての海外メディアの論調は、25万点にも及ぶ米国務省の公電が本物であるかどうかに関心を寄せ、

さらに調査取材の末、それが本物だとわかると、今度は米国の危機管理能力の欠如と世界戦略の傲慢さを批判的に報じはじめたのだ。

 事実上、ウィキリークスの創設者であるジュリアン・アサンジ氏の振る舞いを非難するだけの記事は皆無といっていい。

 ところが、世界中である国のメディアだけは違った。それが日本であり、記者クラブメディアの報道である。

 前回、7月の在イラク米軍の漏洩事件のときもそうだが、自らは検証することなく、「暴露系サイト」による信用ならない情報だと決め付け、

実際そういう論調のニュースを繰り返し流し続けた。

 みのもんた氏の「朝ズバ!」(TBS)はいうに及ばず、報道系の「報道ステーション」(テレビ朝日)までもが、

〈信用ならない元ハッカー(アサンジ氏)の作った胡散臭い暴露サイトの情報〉というレッテル貼りに終始し、、問題を矮小化させるのみだったのだ。

 あたかもそれは日本政府の代弁者のような振る舞いであった。

 じつは今回もまったく同様だった。さすがに〈暴露系サイト〉という不自然な「普通名詞」の使用は見当たらなくなったが、

それでもウィキリークスという固有名詞は批判的な言葉として扱われ、新聞もテレビも〈信憑性に欠けるネット情報にすぎない〉というスタンスを変えようとはしなかった。

一部引用終わり。

 全文はこちら

もう一つ追加。


「普天間問題の日米間のやりとりもいずれ公に!
外交公電25万件「国家の本音と秘密」を暴露した
ウィキリークスの恐るべき破壊力とその波紋 」

一部引用開始

 ウィキリークス創設者のジュリアン・アサンジェ個人を刑事訴訟へ持ち込む動きも活発化している。

インターポール(国際警察)が、スウェーデンでのレイプ容疑を理由に、アサンジェの逮捕に動き出したとも伝えられている。

ハッカーによるウィキリークスへの攻撃もあり、一時はヨーロッパとアメリカからのアクセスが不能になった。

国家と外交のありかたを破壊する力を持つ 

だが、ウィキリークスの活動に対する支持者は依然として多い。国家権力、そして国家権力に“日和る”大メディアに対して、

ウィキリークスは一般人のための大きな監視機能となり得るとの期待からだ。

 メディアという位置づけをすれば、言論の自由を保障した「アメリカ合衆国憲法修正第1条」によって、

ウィキリークスを違法に持ち込むことはかなり困難になると予想されている。

 アメリカ政府は、9.11のテロ事件以降国務省、国防省間で共有化する方向で動いていたネットワークを見直し、

機密文書へアクセスできる人間の数を制限する見込みだ。今回の機密文書が、国防省に所属する低レベルの調査員から漏れたことが、

確実視されていることがその背景にある。

 だが、ウィキリークスによってすでに矢は放たれた。一般の人々は今後もより多くの情報を求め、自ら判断すること、

国家に対して公正な監視能力を行使する立場を要求するようになるだろう。ウィキリークスは、これまでの国家と外交のありかたを破壊する力をも持つ存在となったのだ。

外交公電に続いて、近くウィキリークスは大手銀行の内部告発資料を明らかにするという。情報の力に大いに期待したい。


ウイキリークスをテロ組織として扱うべきか?

♪WikiLeaksに関して日本の記者クラブメディアは、官僚の意見を忖度した見方を流しているが、アメリカのメデイアはどう見ているか。

この意見はたくさんある中の一つだろうが、スィーブン・クレモンズ ニューアメリカ財団シニアフェローが語った内容と、

編集部がつけたヘッドライン「ウィキリークス問題は日本発でも起こり得る!米国の外交専門家が恐れる機密暴露の本当の懸念 」、の食い違いもなかなか面白い。

一部引用開始:

――アサンジ氏の本当の狙いは何か。

 おそらく彼はすべての国民には政府の活動について知る権利があると強く信じ、同時に政府が国家安全保障を理由に

何でも秘密にするような社会に強い反発を感じているのだろう。

そして、米国は国家安全保障よりも国民の知る権利を優先する民主主義社会であることを示そうとしたのではないか。

 彼の主張には部分的に同意できる。たとえば、イラク戦争やアフガン戦争で民間軍事会社が殺人を犯しているという情報を暴露したのは称賛に値する。

一方で、ウィキリークスには少々行き過ぎたところもあるのかもしれない。

――他国の安全保障を危険にさらす懸念があっても、情報公開を行なうことが重要なのか。

 その国にとっても、情報の透明性を実現することは時には国家安全保障を守るよりも重要ではないかと私は思う。

――米国の世論調査では77%が「ウィキリークスは安全保障上の危機」とし、52%が「政府はテロ組織として扱うべき」と回答したが?

 米国人はいまかなり感情的に反応しているのかもしれない。でも、私はウィキリークスをテロ組織として扱うべきとは思わない。

   引用終わり。

全文はこちら

 
Wikileaksの創立者が意図を話す動画
♪10日現在日本語で読める一番詳しいウキリークスの目的と活動の効果や現実に与えつつある影響がこちらにレポートされています

Wikileaksはなぜ世界中の国家を敵に回そうとしているのか? 

 一部引用・・・Wikileaks自体の目的は秘密の暴露ではなく、「組織が金をかけてまで情報を隠そうとしているというのは、

その情報を世に出せば社会的利益がある」という信念に基づいているわけです。そのため、我々一般人からしてみると

Wikileaksのリークする機密情報というのは「で?」という程度のレベルの情報、ヘタをするとそこらの週刊誌にでも

載っていそうなレベルの情報にしか見えないわけですが、既存の国家の上にあぐらをかいて権力を私的に利用している権力者からしてみると、

非常にマズイ情報がてんこ盛りな訳です。なぜなら、それがニセの出所不明などうでもいい情報ではなく、

紛れもない「事実」であるということを権力者自体が理解しているためです。

動画は創立者たちのプレゼン。1/7が終了したら画面下のバーをマウスのポインターでサーチしてください。2/7から7/7までアクセスし、プレゼンを最後まで視ることが出来ます

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02月20日に目に留まったSNS・メディアの記事

2023年02月21日 | SNS・既存メディアからの引用記事

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