お湯の国 日本

美しい日本の温泉地中心の旅記録(おんせん鑑定士:監修) 【記事・映像は著作権、人権保護法等により無断使用を禁じます】

高浜虚子(春山も・・・花巻温泉郷)

2008年04月20日 |   ✑歌碑句碑 紀行

直立する赤松林を500メートルくらい登り切り、
花巻温泉全体を眺望する堂ケ沢山中腹 に設置 

 碑文: 春山も こめていでゆの 國造り

花巻温泉は一帯となる温泉リゾートに整備された。

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与謝野晶子(深山なる・・・花巻温泉)

2008年04月20日 |   ✑歌碑句碑 紀行

与謝野夫妻にはつくづく関心させられる。花巻温泉に足跡が
シッカリとあった。この夫妻の歌はお互いが意識した詠みで
他の文学碑とは趣を異にする。天下のオシドリ歌人である。

『やまあまた まろき緑を重ねたる なかに音しぬ 台川の水』 鉄幹 
深山なる かじかに通う声もして 岩にひろがる釜ふちの滝』 晶子

解説:『台川』を結びとした寛の短歌に、『かじか』と『釜ふち』を季語
    と景勝で応える晶子の句は夫婦短歌の粋を極めている。

台川:花巻温泉は台川沿いにあり上流の台温泉からの引き湯から始まる。

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