映像:一茶記念館内、俳諧寺を背に種田山頭火の石碑(二首掲示)が。
一茶記念館には多くの文人石碑が建つ。その中に放浪の俳人種田山頭火
の石碑を見つけた。江戸時代中国・四国を紀行した一茶との接点は俳句
だけではなく旅をし土地の光を観て風を感じ一句詠むという姿勢だろう。
碑文:一茶翁遺跡めぐり
『ぐるりと まはってきて こぼれ菜の花(土蔵)』
『若葉かぶさる 折からの 蛙なく (墓所)』 山頭火
解説:山頭火は一茶の晩年の寓居(土蔵)を見学しこの一茶記念館俳諧寺
に立ち寄ったのだろう。若葉、蛙は季語、一茶を偲ぶ基語とも推量。
この一茶記念館(俳諧寺)には蕨温泉でゆるりと汗を流しての到着。
参照#種田山頭火 (放浪の歌人)探訪紀行