お湯の国 日本

美しい日本の温泉地中心の旅記録(おんせん鑑定士:監修) 【記事・映像は著作権、人権保護法等により無断使用を禁じます】

藤島旅館湯治棟(宮城県川渡温泉)

2008年12月20日 |  ♨温泉地風光景観

映像:真癒の湯の藤島旅館の湯治棟

川渡温泉の藤島旅館は日帰り客で賑わうが、やはり三日三廻りの湯治が主利用客。
大浴場の奥にはご覧の湯治棟がつながっている。宿の掲示版には『自炊の部:湯治
部屋代1,330~2,270(暖房費525~1,050)』スロースパにスロープライスな価格設定だ。

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奥の細道(宮城県鳴子温泉郷)

2008年12月20日 |   ✒文学逍遥 紀行

映像:現在も残る羽州街道奥の細道、杉木立の中登り坂、義経が、芭蕉が通った道

川渡温泉から東鳴子、鳴子を抜け山形県に向かう途中、歴史的場所がある。いつも軽く通り過ぎてしまう『尿前の関』。今日は車を降り、トレッキング気分で歩く。松尾芭蕉が弟子曽良を伴い、旅した『奥の細道』の中で丁度この関所が中間地点。ここから山形へ抜け山寺へと向かう。ここは難所中の難所。

又、源義経主従が兄頼朝に追われ、辿りついたのもこの関所、愛児亀若丸が初めて尿をした地から『尿前の関』と言われたとの伝説がある。伝説というより、事実と信じたい。地名とは徳のある方、尊い方の故事から付けられるのが世の常。義経はここを抜け、希望と安らぎの里平泉へと向かうのである…。

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