映像:湯気に霞む浴室に、幾何学的な湯落とし・湯船を確認。手前の湯壺で47℃を観測。
滝の湯ときたら、次は早稲田桟敷湯。鳴子温泉否、日本を代表する共同浴場が数百mも
離れていない所に2つある驚き。早稲田湯はコンクリートを打った現代的な湯。激熱の
源泉を加水もせずギリギリ利用するための工夫がこのようなアートな湯船仕立てなのだ。
現代の温泉資産だろう。…ここでも、掛け湯を十二分にして体を慣らして入るのが肝要。
【Data】含芒硝・食塩-硫黄泉 98℃ PH 7.3 硫黄臭・薄硫黄味 源泉:町有下地獄源泉。
映像:朝一番に滝の湯に突入。まだ開けていない新鮮な湯船を取材(2008.10.16)。
滝の湯は温泉マニアなら一度は入りたい共同浴場だ。今回はお隣の東鳴子温泉が
主役だが、ここまで来るとやはりその素晴らしい浴場を見たい。想いが通じ幸い
にも湯守の方が開湯時間前の撮影を許してくれた。今回撮影だけながら十分満足。
【Data】 含明礬・緑礬-芒硝硫化水素泉 46.2℃ pH2.8
源泉:町有下地獄混合源泉、温泉神社硫黄泉の混合泉
参考:本物の名湯ベスト100‐17鳴子温泉郷(講談社現代新書:石川理夫著)
学術:日本温泉地域文化資産NO.34 温泉神社下「滝の湯」(日本温泉地域学会編)
参照:滝の湯外観(鳴子温泉)