お湯の国 日本

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石川啄木 (やはらかに・・・渋民公園歌碑)

2015年07月01日 |   ✑歌碑句碑 紀行

映像:美しい雪形を表す岩手山を望む北上川沿い、渋民公園の短歌碑

石川啄木の歌碑は北日本の各地にあるが、筆者が最も啄木を感じるの
この地の歌碑である。石川啄木の心の情景として感じられる歌碑だ。

碑歌:「やはらかに 柳あをめる
        北上の 岸辺目に見ゆ
                                        泣けとごとくに
」 (啄木  一握の砂

解説:この時の啄木はどん底に近い状況だった。時代は幸せ人はより
   幸せに、不幸人はとことん不幸と容赦のない格差の時代、啄木
   はこの歌で反骨を示した。啄木時代は格差というより差別かも。

参照#石川啄木(哀しみの歌人)探訪記紀行



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