お湯の国 日本

美しい日本の温泉地中心の旅記録(おんせん鑑定士:監修) 【記事・映像は著作権、人権保護法等により無断使用を禁じます】

鉄道員(製作カルロ・ポンティ:文芸坐)

2019年04月04日 |  🖊名画名曲 鑑賞

 Memoir(メモワール):音楽&映画 鉄道員(イタリア映画:池袋文芸坐)1971年秋 ≫
映像:画面右が監督兼主演ピエトロ・ジェルミと、左が子役エドアルド・ネヴォラ

もう記憶も定かでない。新宿ミラノ座か高田馬場パール座かキット池袋文芸坐だろう。
学生時代、金も暇もなかったが、何故か映画館には吸い込まれていった。暗闇で上映
される異次元の世界に心を揺らした。この作品もその中の一つ。テーマ曲に心が疼く

受賞:カンヌ国際映画祭国際カトリック映画事務局賞(イタリア映画1956年公開)

功罪テレビの「日曜洋画劇場」で何回かオンエアーされた。視聴の方も多いと思う。
   テレビの功罪は多くの方が観れると同時に名画劇場がダメージを受けることだ。
   大スクリーンの感動は30インチの画面では味わえない。もう地方では1950年代
   から1970年代の名画を観る事が出来る映画館は乏しい。又、あの感動が欲しい

感想:この映画は第二次世界大戦後の混乱したヨーロッパの一家族の物語。戦争悲話
   でないが戦後復興貧しい市民生活の中、労働者の悲哀や家族模様を描写する。
   主題曲が心に残り体制批判、労働争議、個人、自由など学生運動の予兆を感ず。

参照おなじく幼い子供が主人公で涙を誘う名画「禁じられた遊び


コメント    この記事についてブログを書く
« 生干しイカ(青森県西海岸 鰺... | トップ | 帆立 (青森県営浅虫水族館) »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

 🖊名画名曲 鑑賞」カテゴリの最新記事