お湯の国 日本

美しい日本の温泉地中心の旅記録(おんせん鑑定士:監修) 【記事・映像は著作権、人権保護法等により無断使用を禁じます】

斉藤茂吉(元禄の・・・鳴子温泉)

2006年07月21日 |   ✑歌碑句碑 紀行

斉藤茂吉は山形最上地方を拠点に、温泉や釣りを楽しんでいた文人、
松尾芭蕉の奥の細道の通過点である鳴子にも訪れ短歌を残している。

 「元禄の 芭蕉おきなも ここ越えて 
          旅のおもひを とことはにせり


同じ敷地内に種田山頭火の碑も。温泉地は文人の辿り着く地でもある。
 「湯あがりの あてもない雑草 
      つつじまっかに咲いて こんなにたまり

松尾芭蕉もこの地を通り歌を残している。「蚤虱馬の尿する枕もと
江戸の紀行家に鳴子の「尿前の関 」近辺は厳しい旅路だったのだろう。
遠くは源義経が弁慶らを引き連れ越えている。R47号線は歴史街道だ。


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