TCTのセレクターは没個性的?
DrはTCTを試すべくMiToに乗り込みました。
VWのDSGと較べてどうなのか?。(DrのDSG体験記)
はたまた、セレスピードと較べてどうなのか?。
たいへん興味深いことであります。
基本的にDSGと同じ
奇数ギアと偶数ギアのバトンに二枚のクラッチディスク(乾式)を使いスムーズさを追求したというのが基本的なメカニズムです。
DSGとTCTの相違点がいまいち不明ですw。
細かいところでクラッチのオペレーションのメカが少々異なるようですが・・。
TCTのフィーリングを結論から言いますと、やや旧式なトルコンAT(機械式)というところでしょうか?。
旧式と表現するには語弊があるかもしれません。
理由は変速時に多少のショックを感じたからです。
VWのDSGはもっとスムーズで電光石火のごとく早いシフトを実現しています。
セレとの比較ではシフトアップは全然フルプルーフです。
セレと同様にシフトダウンのブリッピングも備わっているのに驚きました!。
(MTモード)
やや気になったのはMTモードでのシフトアップ時のヌルッとした違和感でした。
特に1st→2ndで感じましたが、セレの名残でしょうか?w。
こちらはテスト車だけの問題かはわかりましぇ~ん。
コンペティションにはパドルが付く
MTモードはセレクターを左に倒せばプラス(+)とマイナス(-)で操作出来ます。
よくあるティプトロニックと全く同じ操作です。
少々、面食らったのはセレと操作が反対になることでした。
つまり、セレクターを手間に引けばシフトアップ(+)で押せばシフトダウン(-)となりますのでセレに慣れている人は怒るでしょう(笑)。
最も、これが欧州の標準なんでしょう。(セレが変かもw)
以上、Drが端的にTCTの感想を述べました。
ここで終わったら面白くありませんネ(笑)。
よって、Drは他人様の評価はどうなのか、ネットを徘徊してみました。
プロの評論家や一般ブロガーさんのご意見であります。
ちょっと興味深いご意見がお二つほど・・・
変速ショックはアルファらしく味付けしてある
ガビ~ン!w
これはこじつけとも取れるようなフォローですね。
この方はプロでDSGとも比較されてました。
アルファの出来映えがVWのDSGより劣るからショックがあるのか、敢えてマニュアル感を出すのにそうさせてるのか???。
ちなみにDrは個人的にVWのDSGに一日の長があると思います。
次は一般ブロガーさんのご意見です。
セレスピードを見直した
ガビ~ン!
あのギッコンバッタンの何が良いのですか?。
な~んて、結論付けるのは早計です。
Drはこのブロガーさんの言わんとすることが理解できました。
端的に言えばTCTはたいくつだと言うことでしょう。
TCTのメカニズムはさておき、TCTは普通のATと基本的に同じということです。
つまり、セレはよりマニュアルに近く、TCTは普通のトルコンATに近いのですね。
オーナーがマニュアルを駆使しているという充実感が違います。
微妙なのはTCTのドライブパターンです。
ほぼATモードで機械任せに乗るのか、はたまた、MTモードでMTを演出するのか・・。
シチュエーションによって使い分けるのか・・。
逆説的になるかもしれませんが、TCTの出来が良いほどMTモードは使わなくなるのじゃないでしょうか?。
ポルシェやBMWの出来の良いティプトロニックを誰もマニュアルで使いませんからネ!。
そう言う意味では前述のプロの評論家様のアルファらしいショックをこれで良いのだと評価されたのはスゴイ深読みだと言うことになります(笑)。
ご意見があればお持ち申し上げます。
(ストップ&スタート編に続く)