ご注文のDELTAが到着! ブロンズサバンナ(362)は人気色?
NEWデルタに関して、唯一乗ったことが無いのがこのモデル最強の200PS仕様でした。
故に、どのような走りをするのか興味津々のDrでありました。
正規輸入されてませんが、日本では一番売りやすいバージョンでしょう。
泣く子も黙るFRAUレザーインテリア
EXCUTIVEは最上級グレード故にほぼ全ての装備が備わります。
個人的にはベースでも充分に質感は確保していると思いますが、更なる質感を求めるならこれしかありましぇん。
DELTAをオーダーするに中たっては、どのグレードを選択するかは悩ましいのであります。
その理由は、少しOpt装備を張り込めば上のグレードを選択した方がお買い得になるからです。
早速乗りましょう
たぶん、このデルタの試乗記というのも書いた人は少ないのではと思います。
かって評論家を評論までした(意味不明)がDrが公平な評価を下しまっせ~!(笑)。
1,742cc DOHC16Vターボ 200PS/5000rpm 32.6kgm/1400rpm
このバージョンはいわば旦那仕様とも言うべき乗り手を選ばないラクチン仕様です。
正規輸入されてないとは故、本来なら競合すべき他メーカー車種と対等に戦わなければなりましぇん。
Drの一番の心配はいわゆるドライバビリティでエンジンとA/Tのマッチングです。
残念ながらイタ物A/T(トルコン)は得意とは言えませんでしたから。
32.6kgm/1,400rpmというスペックは少し前に乗ったFIAT500マルチエアーと同様に俄には信じがたい数値です。
アイシン6ATはティプトロ式
恐る恐るセレクターをDレンジに入れて走りました。
新車故に思い切った速度は出せませんが、必要充分程度の走りで、特にトロくは無い物の感動的とは言えません。
エンジンの特性は比較的フラットトルクで低速域でも通弊感は感じません。
あまり冴えなかった走りもPOWERボタンを押すと変身しました。
シフトアップポイントは大幅に変わり、各ギアでかなりひっぱてくれます。
やはり、イタ車の持ち味を出すならこれが重要です。
もし燃費を気にしないなら、POWERモードで乗ることです。
ファンツードライブ度が違いまますからネ!。
結構な高回転を使ってもノイズは充分に許容範囲でしたから、POWERの値打ちは有るという物です。
セレクターを左に倒すと+-で手動シフト出来るのですが、山道以外ではあまり使う必要はないでしょう。
少々面食らったのは通常のティプトロならセレクターを前に押して+(シフトアップ)で引いてー(ダウン)のはずです。
それが、全く逆になっていていつしか欧州の標準はこのように変わったのか、少々腹立たしい思いをしました。
225/45-17のグッドイヤー製
操縦性はかって乗ったデルタ(1.4TBと1.6DT)と大同小異でした。
弱アンダーステアの充分に及第点を与えられるハンドリングです。
ちょっと気になったのは、ややタイアのゴツゴツ感を感じました。
17インチのせいにするのは最早時代遅れですから、タイアの特性か、サスペンションが強化されてるのか不可解です。
ここまで書いて重要なことを思い出しました。
この最上級モデル(EXCUTIVE)にはREACTIVEサスペンションなるものが標準でありました。
よって、乗り心地の評価は持ち越しとなりますw。
(評論家失格かも)
かなり広いラゲッジスペース
元来ステーションワゴンをモチーフしたデザインですから、Rrシートを倒せば広大なスペースになるはずです。
今まで、ワゴンじゃなければダメという方にもこのDELTAは選択肢に入るかもしれましぇん。
一点、ワゴンに劣るのはRrゲートがさほど下から開かないことです。
バンパー上は高い
従って、余り重い荷物の出し入れは憚れることになります。
それさえ気にしないなら、DELTAはワゴン代わりに使えるでしょう。
どこから見てもワゴン?
Drの個人的結論を言います。
この1.8Di(トルコンAT)は日本の道路でオールマイティに使える実用車です。
老若男女乗り手を選ばず使えますし、同クラスライバル車にも充分太刀打ち出来るというものです。
個性派のアナタにはもちろん打ってつけと言えましょう。
正規輸入が無いのは惜しいと思いますが、日本でもそれなりに売れるDELTAだと思います。
P.S. REACTIVEサスはDrの宿題とさせて頂きますw