
ツルピカ1750GTV
現在陳列中の1750GTVのボディはとても綺麗です。
前オーナー様に聞いたら、ボディのレストア費用は並みの1750GTVが2台分買えるくらいの
コストを費やしたそうです!。
作業工程の画像も見せていただきましたが、確かに手を抜いていない作業で、パネルの
ラインなども綺麗に出ております。
このレストア費用(ボディのみ)を聞いて考えさせられました。
その費用が法外なのか、順当と言えるものなのか?。
同型車の車両価格相場から言えば、法外とも言えなくもないが、作業の手間隙から
言えば法外とも言えないというところでしょうか?。
ジュリア専門店でも一通りのレストアを依頼すれば、おおかた7桁万円に近い請求が
来るそうですw。

安すぎるDrの作品? 1750GTV後期
車両代を含めて並みの↑赤の1750GTVのレストア費用(ボディのみ)からずいぶんとお釣りが
くる価格でした。
それでも作業内容は、
■ボディパネル部分交換レストア&NEWペイント
■エンジン&ミッションフルO/H(by PF氏!)
■内装部分レストア
■その他
ウン百万円のレストアに較べたら、見劣りする部分はあるでしょう。
誰でも限りないコストと時間を掛ければ良い物が出来て当たり前です。
このコストでこの仕上がりであれば、ちょっと真似を出来るものではありましぇん。
もっとも、車両販売とセットであるからこそ出来た業であり、単品の作業依頼では
とてもこの価格では無理ですネ。
結局は薬局でジュリアの相場に関しては車両価格とレストア費用というのは本来別物
なんです。
つまり車両価格は相場があり、ジュリア1750GTVなら200万円くらいが基本となるでしょう。
しかし、レストア作業のコストは車両相場とは無関係に発生します。
業者目線からはお安いクルマほどたいしたレストアは出来ないことになります。
結果は外内装はツルピカでも、機関はズルガタという固体が蔓延るのはこういうこと
なんですネ!。
(Drのショップは機関までもやりまっせ~!)←自慢ダス

戴けないシート破れ

ボディが100点でも内装が30点では不釣合いな固体と言うことになります。
やむなく・・

シート表皮を着せ替えた
これで随分と見られるようになりました。
後は木目パネルその他をプチレストア予定です。
実はこの赤1750は現在委託で預かっております。
従って、勝手にコストを掛けることは出来ませんでした。
今回の作業はオーナー様に了承をとりました。
又、綺麗なったら、もう一度乗ろうかとも言われております(笑)。

模範的プチレストア? 白の1750GTV
今後ジュリア105の相場は必ず上がることが予測されます。
その理由は需要多しでもタマ不足(特に段付は無い)が最も大きな理由です。
一番人気のクーペ以外も需要が高まることも予測されます。
豊富に入手出来るリプロパーツでのレストアもジュリア人気に拍車を駆けているのは
間違いありませんが、肝心の固体が入手出来ないのはお話になりましぇん。
関連してレストア費用の増大も値上がり要因になるでしょう。
個人的に値上がりはむしろ好ましいことだと思います。
そのほうがまともなジュリアを製作できるからです。
外内装ツルピカで中身ズルガタは褒められらたものではありませんからネ。