
どこから見てもジュリアスーパー?
旧知のショッププレハブ時代に何台か買って頂いたマニアなお客様が来店されました。
1750GTVに乗っておられたはずが、スーパーに乗り換えておられました。

オリジナルな佇まい ヒゲサイドマーカー付
一見初期型と思われるスーパーですが、スーパーではありませんでした。

1962y GIULIA TI
そうなんです、川崎さん!。
このモデルはジュリアスーパー以前のジュリアTIと呼ばれるモデルです。
外観こそ見分けがつきにくいですが、細部を見るとスーパー(1965y~)と異なることが
わかります。

角型メーター+コラムシフト!+ベンチシート

ゆったり開放感のRrシート
こちらは過去に愛用していたFIAT125のシートを思い出しました


シングルキャブレター 92PS/6,200rpm 165km/h

TIPO 10514

アルフィンドラムブレーキ ホイール(4.5J)の意匠も異なる
4輪ディスクならぬ4輪ドラムブレーキです。
この個体は決してノンレストア車ではありませんが、オリジナルに忠実にレストアされて
いて、レストアしましたという嫌らしさがありません。
Drの目指すレストアもこの方針ですから、大いに共感できる個体です。

〇ステッカー左が製作ショップ(故人

なんと、かっての伊藤忠の東西の大御所が絡んでるという恵まれた環境の個体でした

見るからに好調な様相を呈しており、オーナー様は足代わりに使ってられるように見受け
られました。
この年式にして、これだけオリジナ度を保っている個体も稀少です。
久しぶりに良い個体を見せていただきました

(以上、オーナー様の了承の下に掲載させていただきました)