
99%完成の2000GTV
人間気が向かないというか、重い腰を上げる必要があるというのは、何か障害が待ち受けてる
ということでしょう。
案の定、この2000GTVも最終点検仕上げは一筋縄ではいきませんでした。
よ~く考えれば、40年以上も経過した個体を実用ラベルに修復するのですから、苦労が伴って
当然かもしれません。

FACETでなくBERUでしたw
特にデスビキャップ交換後のエンジントラブルは一瞬目の前が真っ暗になりました

触らなければ良かった

このフレーズが何度も過ぎります

しかし、原因はセンターピース脱落という初歩的なトラブルで、Drのチェック不足も否めません。


純正BOSCHE以外のデスキャップはクランプがしにくい場合があります。
また、センターピースのフィッティングも要確認です。

センターピースと位置決め切り欠きを確認
出来る限りデスビ本体に垂直にキャップを落とし込み、切り欠きの位置を合わせて、
クランプは片側ずつ出なく、両方同時にするのがbestです。

こんな感じダス 両側同時クランプ
精度が悪いパーツほどフイッティングを正確にしないと、キャップを割ったりするので、
慎重な作業が望まれます。

右のヒーターレバー化粧トリムは温暖が逆w
ヒーターが効かないので悩んでたら、トリムの温暖表示が逆でした

デッドストックしていた当時物純正品に交換しました。

オリジナル右H用フロアマット?
探しても無いのがこのオルガンペタル用のマットです。
やむなく製作したのですが、型取りしてますので販売可能です

サービス品につき高級仕様ではありませんが、お財布には優しいかと思います。

やや改善の余地あり
こちらはバージョンアップ版を製作予定です。

メーターと格闘
水温計の表示が少々ズレてるので、ASSYを外して調整しました。
ここでも二次災害が発生しました。
メーターASSYの基盤裏のアース端子が外れて、ショートさせてしまいました。
煙は出るわで、またまた目の前が真っ暗になりました

触らなければ良かった

しかし、何とかリカバー出来て、水温計は正常値に復活しました。
その他、若干のオイル漏れの修復もあり、手間取りました。
やはり最後の詰めはそれなりの苦労と時間を強いられましたが、やって良かったと思います。
もちろん100%完璧ではありませんが、少なくともDr自身が納得の
つもりです。
納車後のダメ出し再修理はもちろん無償にてお受けします。
まもなく納車体制に入ります

(総集編は近日アップ予定)