ジュリアガレージにて
一刻も早く納車したい2000GTVの最終点検作業をするべくガレージに夜な夜な籠もるDrが
居りました。
現場スタッフからは好調とは報告があるものの、やはり自身の目で確認しないと気が済み
ません。
もう一つの理由はE/Gルームの景観を整えたかったのもありました。
ゴチャゴチャw
一通り、キャブや点火タイミングをチェックしてみました。
好調ではあるものの完璧とは言えません。
ここで悩ましいのは、せっかく好調なのを下手にいじって調子を崩したり、壊してしまうこと
です 。
経験的にかなりの遠回りを強いられることもありますからネ。
点火系のパーツが手付かずだったので、一新したかったのですが、純正BOSCHEが入手難につき
悩みました。
キャブからガソリン漏れが
実はこの前にも、キャブの底蓋から漏れが発覚しており、原因はサンドブラスターをかけたが
ための二次災害?でした。
こちらは底蓋を外して面をオイルストーンで修正しました。
又もやと思いましたが、トップカバーからの漏れは増し締めで解決しましたw。
その他、フューエルポンプ部からもオイルが漏れ出しました。
こちらは思い当たる節があり、作業を失念してました 。
やはり、最終点検をして良かったと思います。
納車後にユーザー様に迷惑を掛けていたのは間違いありませんからネ。
広すぎる間隙?
他スタッフが調整済みでしたが、点火タイミングをチェックすると早すぎました。
車載でのポイント調整はどうしても広めにとってしまうようです。
やはりデスビ本体を外しての調整が必須で、アルファは簡単に外せますから。
再調整の図
経験的にBOSCHEの間隙は狭めというのが、Drの持論
ただ、全くの新品ポイントはヒールが最初減るので、気持ち広めがBetterかもしれません。
純正仕様のリプロHTコードASSY
少なくとも見栄えはこのアイテムがお気に入りです。
しかし、
入りましぇん
コード端子が大き過ぎるので、端子を修正する必要があります。
その他、ディスキャップとローターも一新しましたが、BOSCHEならぬFACET製は好きじゃ
ありません。
古くてもNPの純正品から、新品のリプロ品に交換するのは、いつもながら悩ましい選択
です。
とりナマズ完成?
この後、近所を走行テストしたら、若干不調気味になり、アイドリングからエンストして
再始動困難な状況に陥りました 。
特に思い当たる節がないので、頭貝割れ大根でしたが、デスビから何やら部品が脱落して
おりました。
デス本体に脱落のセンターピース
折れてるピース 残存物を発掘の図
装着時には確認してますから、正常でしたが、思い当たる節がありました。
このFACEIT製は少々精度がわるく、デス本体にフィッティング時にクランプが決まらない
場合があります。
そこで、コネクリ回したりするのですが、センターピースがだら~んと垂れ下がっていた
のでしょう。
その時にローターと干渉して、ポキっと折れたのではと思います。
思い出せば、このFACET製はセンターピースが最初から埋没していたりとか、作りが良く
ありません。
FACETのセンターピースは要注意!
純正BOSCHEに再変更したいところです。
この続きは本日やります 。